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超能力変態グッズ取り扱い店
【ファンタジー 官能小説】

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気流眼鏡-3

さてこれで女子を見るとどんな塩梅かのう。
向こうから来る上品そうなご婦人はどうじゃ。
隣には立派な紳士が寄り添っていて実に似合いのカップルじゃ。
失礼ながら体から出ている気流を拝見させてもらおうかな?
なんじゃ? ご婦人の胸から出ている気流はどこか遠くの方へ流れて行っておるぞ。
ちょっとその先っぽをこっちに手繰り寄せてわしの額の気流と絡ませてみよう。
おやおやどうしたことじゃ、このご婦人は全然別の男性に思いを寄せているではないか。
しかも相手は自分の子どもの家庭教師の若い学生ではないか。
まだ間違いは起きていないようだが、この夫婦は危険信号だな。
旦那の方も調べてみよう。うむむ……股間から強い気流が出て八方に飛び散っている。
どれどれ……ふむふむ。
なんじゃ、これは!
会社の部下の若い女やキャバクラのホステス、果ては援助交際の女子高生までと肉体関係を結んでいる。
なんと羨ましい! いやいやいや、何と不届きな。
よおし、この旦那の股間から出ている気流を全部まとめて、ご婦人の股間の気流と絡ませてやれ。
それからご婦人の胸から出ている恋焦がれた気流を旦那の胸の気流と結びつけてやる。
おやおや旦那は初恋の人を密かに思い続けていたのか。
それももうやめて。目の前の奥さんを思ってやるのが良い。
さて……どうなるか? ふふふふ、どちらからともなく腕を組んで目を見詰め合った。
この調子なら今夜は燃え上がるぞ。って、人のお節介にもほどがあるなぁ。
 


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