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『STRIKE!!』
【スポーツ 官能小説】

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『SWING UP!!』第16話-36

(やっぱり、“ホテル”で、しているからなのかっ……!)
 収縮と弛緩を交互に繰り返し、誠治を際限なく愉しませてくれる葵の胎内に酔いながら、誠治はそんなことを思っていた。“居は気を変える”というのは、的外れなのだが、誠治はふと、そんな言葉を思い起こしていた。
「うっ、あ、葵、僕も……!」
 誠治の腰回りに、“掃射”が始まる直前の、独特の感覚がこみあげてくる。それはそのまま間髪をおかずに“巨身”を通り抜け、先端に“充填”を始めていく。
「あ、ああっ、ああぅっ、ん、んんぅぅっ!」
「あ、葵、また、イッて……う、あ、な、なか、が、“渦”のようだ……!」
 混沌の坩堝と化している胎内に、剝き身の“巨身”を収めて前後しているわけだから、放出の予感が身体に宿った今、それを堪えるというのは無理な話である。
「だ、出すよ、葵……! また、きみの中に、いっぱい、出そうだ……!」
「は、ぁイッ、き、きてッ、せ、誠治、あっ、き、きて、ほしい、のぉおぉおおぉっ!!」
 びくびくびくびくっ、と、もう“痙攣”というべき身体の震えを繰り返しながら、葵は、誠治を求めている。
「う、で、でるっ……葵、葵っ……う、うううぅうぅっ……!」
「くっ、あっ、誠治ッ、あ、ああっ、誠治、誠治、せいじいいぃいぃっ!」
 葵の身体がきつくしがみついてきた瞬間、誠治は自分の中で時間が止まる感覚を、初めて味わった。

 どびゅるるるっ、びゅるるっ、びゅるびゅるびゅるびゅるっ!

「う、ぉ、あっ……!!」
「ンクぅッ、あっ、あつぃッ、あっ、い、いっぱい、きてるっ、あっ、んっ、きてるっ、きてるのおおぉおぉぉっ!!」
 誠治の出すものを、一滴たりとも逃さないとばかりに、腰回りに葵の足が絡みついて、きつく締め上げている。それによって、深い位置まで挿入した誠治の先端部分から吹き上がった精液は、奥のほうから葵の膣内を隅々まで充満していった。
「………」
 腰が抜けてしまいそうな、“射精”であった。今宵、“三発目”であるにもかかわらず、葵の中に出した量も、濃度も、比して遜色はないほどだ。
「葵……気持ち、よかった……」
「あ、ふ……あ、あぁ……」
 誠治にしがみついたまま、葵の表情が、今まで見たことのないぐらいに蕩けたものになっていた。彼女の魂は今、“桃源郷”を漂っているのだろう。
「葵……」
 精の名残りを、葵の中に改めて放ちながら、葵の頬に自らのそれを寄せる。
「せい、じ……」
 待っていたかのように、葵の唇が名前を呼んでくれた。
「ああ、葵……」
 愛しい人に名前を呼ばれることが、こんなに嬉しく思ったことはない。
「せいじ……せいじ……」
 夢心地の中で誠治は、身体に絡みついている葵を支えるようにして、耳元で何度も呼ばれる名前に、言い知れない悦びを感じながら、何度も頬ずりをすることで、それに応えていた…。



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