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『STRIKE!!』
【スポーツ 官能小説】

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『SWING UP!!』第15話-16

「ヌルヌルなのは……」
「えっ……あ、あっ……!」
「結花も、おんなじだ……」
「やっ、わ、わたるっ、あっ、あんっ……!」
 射精の後の虚脱感を抱えつつも、結花の秘唇に添えられていた航の指が、妖しいうごめきを再開した。
「ちょっと、凹んでるところから、ヌルヌルしたのがでてくる……」
「や、やだっ、そ、そんなふうに、いわないでっ……」
 いわゆる、女の子の“入口”から、愛蜜が垂れてくるほどに、航の指使いに結花は感じているということだ。航の“砲身”を扱き、初めて射精という現象を目の当たりにした心の昂ぶりも重なって、結花の女唇は濡れる一方である。
「………」
「あっ、わ、わたる、そこはっ……!」

 くりっ…

「ひんっ!!」
 凹みの部分をまさぐっていた指が、そこを離れて、粘膜の柔らかさとは対極の、固い感触を持っている“陰核”を摘みあげてきた。結花の興奮を一身に受け止めて、包皮から顔を出したピンク色の豆粒が、航の指の刺激を浴びるや、粘膜を弄られていたときとは違う、鋭角的な愉悦を結花の身体に走らせた。
「すごい、反応だな……」
「だ、だって、いきなり、さわるから……」
「ひょっとして、痛かったか?」
「……ううん」
 初めて他人に“クリ×リス(女核)”を触られて、自分で弄るときの数倍の感度があったことに、驚いたのだ。
「びっくり、したけど……その、きもち、よかった……」
「そうか、なら……」

 くりっ、くりくりっ……

「あっ、あぁぅっ!」
 強さを抑えつつも、航の指が“クリ×リス(陰核)”に縦横無尽の刺激を与えてきた。更に強まった刺激をまともに受けて、内股に力がこもり、背を反らして、結花は悶えの仕草を見せていた。
「これぐらいで、ちょうどいいか……?」

 くりくりっ、くりっ、くりくりっ……

「あフッ、ン、んんっ、あっ、い、いいよっ、あ、あぅっ……!」
 航の指が“クリ×リス(雌芯)”の上で踊るたびに、結花の体は電流を浴びているようにブルブルと震えた。
(自分でするより、全然いいっ……!)
 自慰の時とは比べ物にならない快楽に、結花は溺れそうだった。好きな相手に触られることが、こんなにも気持ちがいいとは、思いもしなかった。
「すごいな、また、濡れてきた……」
「やっ、あ、ああっ……!」
「ぐちゅぐちゅしてるな……」
「あ、あぅんっ、あ、あふっ……!」
 時折、溝の粘膜を指が弄ってきて、糸を引くくらいに粘り気のある雫を指に纏わせてから、改めて“クリ×リス(淫芯)”が弄ばれる。ピンク色のそれに、粘膜を濡らす陰液が絡み付いて、ヌルヌルした感触で濡れ光るようになっていた。
「すごい、な……結花の、これ……俺の、みたいだ……」
 航は、女の子には“何もついていない”と思っていたのだが、そうではなく、興奮すると自分が持っている“茎”のように、固くなる部分がある事を思い知った。“クリ×リス(雌茎)”の存在は、知識として持っていたが、こうまではっきりとわかるぐらい、快楽を集めて“主張”してくるものだとは思わなかった。
「ご、ごめん、わたる、わたし、もうっ……あ、あっ、ん、んふぅっ……!」
 夢中になった航の指使いを受けて、結花の悶えが一段と高くなる。自分で触っているのと比べても、乗倍の刺激を浴びているから、性の限界にたどり着くのも、いっとう早くなったのだろう。


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