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『STRIKE!!』
【スポーツ 官能小説】

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『SWING UP!!』第15話-15

「わ、わるい、ゆか……それ以上、されると、俺……」
 ふと、航が少し、腰を引いたように背を丸めた。何かを、我慢しているようにも見える。
「えっと……わたる、でそう、なの……?」
 男の子が性的な頂点に立つと、今自分が触っている場所から、精液が出てくるということは、わかっている。航が今、その領域にたどり着こうとしていることは、彼が見せている反応が語っていることでもあった。
「み、見たいな……オトコノコが、出すトコ……」
 募る興味が、結花にそう口走らせていた。当然ながら、“射精”というメカニズムを知識として知っていても、実際にどのように発生するものか、結花は知らない。だからこそ、募る興味は果てしなく、それが航の“砲身”を扱く手の動きに、更なる妖しさを加えていた。
「くっ……ゆ、ゆか、が、そういうなら……」
 結花より先に、性的頂点に達することへの逡巡はあったのだろうが、彼女がそのように望むのだとしたら、航としても躊躇いはない。
「い、いいよ……わたる、いっぱい、気持ちよくなって……」
 結花の股間に潜んでいる航の手の動きが、緩慢になっているのは、性的頂点にたどり着こうとしている自分に集中をしているからだろう。痺れるような甘い刺激が薄れたことは、少しばかり残念ではあったが、自分の手の動きが、好きな相手を高みに運んでいる結果だとすれば、結花としては何も言うことはない。
「うっ、ゆ、ゆか、もう、おれ……っ」
「で、出そうなんだ?」
「あ、ああ……出そう、だ……っ」
 絞るような声である。もう、猶予は何もない様子だ。
「出して、わたる……いっぱい、いっぱい、出していいから……」
「く、あっ……ゆ、ゆか……あ、う、うぁっ……!」
 びく、と、航の腰が震えた瞬間であった。
「!!」

 どびゅるっ、びゅるびゅるびゅるっ!!

「う、わっ……!」
 先端から迸った、白い閃光。それが、結花のお腹を這うように撒かれて、瞬く間に、幾筋もの道を作り出した。

 びゅるっ、びゅるるっ、びゅる、びゅる……

「す、すごい……!」
 先端が震えるたびに、白い閃光が何度も噴き出して来る。“射精”というのは、これほどまでに連続して起こるものだと、結花は初めて知った。
(こ、これが、わたしのなかで、起こったら……!)
 いったい、どういう感覚なのだろうか。尽きない興味と興奮を綯交ぜにして、航の“砲身”から飛び出した閃光の名残を、結花は瞠目して見つめ続けた。
「はぁ……ふ、ぅ……は、ぅ……」
 吹き上がる精子はやがて収まり、先端から糸を引く液体は透明なものになった。それでも時折思い出したように、ぴくぴくするのが少し“可愛い”ものに見えて、結花は頬が緩んだ。
「よ、よかった、の、かな……?」
「あ、ああ……すごく、よかった……」
「そ、そっか……ふふ……よかった……」
 自分の手の扱きによって、好きな相手を射精に導けたのは、結花に大きな満足と自信を与えた。
「精子って、こんなにいっぱい、出るんだね……」
「わるい……結花のからだ、どろどろにしちゃったな……」
「いいよ……なんだか、あったかくて、きもちいいから……」
 お腹に這った閃光の名残を、結花は左手で触ってみた。当然ながら、右手は航の“砲身”を握ったままである。
「真っ白で、ヌルヌル、してるね……」
 尽きない興味に突き上げられて、結花は、触ってみたその白濁とした精液を、指で掬い上げて、眺めていた。結花が言うようにそれが“白い”のは、航が心の底から興奮していたことの証である。


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