投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

蜘蛛の巣
【その他 官能小説】

蜘蛛の巣の最初へ 蜘蛛の巣 4 蜘蛛の巣 6 蜘蛛の巣の最後へ

蜘蛛の巣 U-3

「ゃっ…はぁ…んんッ!!!」
二つの違う手からそれぞれ違う刺激を与えられ、私は立つのもままならない。
「百合、今日は一段と燃えてない?」
優の声が耳の奥に直で快感として伝わる。
「濡れ過ぎ」
下からは聞こえた鷹のエロい言葉は、羞恥で私の躰を疼かせる。
二つの刺激―。やってることは同じはずなのに…全然違う。+と−が融合したようで…、なのに重なると甘い二重奏。
「やっ…イッ…ん」
不思議、素直に声が出てしまう。
私の足がふらつき出したのを確認したのか、鷹がベットに寝転ぶと、優が私を彼の顔を跨ぐ様に覆わせた。
鷹からは私のソコが丸見え。
「―ッ!!!!!」
直に鷹の生温い息が私のソコに当たって、それだけで足が痺れちゃいそう。
ピチュッ―
「やはぁぁんッ!!」
私の蜜液の疼に、鷹の舌が分け入ってきた。
余りの良さに自然と腰が跳ねる。
「やっんっ…はぁッ‥あぁ…」
普段の私じゃ絶対出さないこんな甘い声。羞かしげもなく顕に声を上げる。階下に泰が居るのに…。
「百合」
手の空いている優に呼ばれて顔を上げると見慣れた優の熱いモノが私の口へ促すように支えられていた。
私は躊躇なく、ソレに舌を這わす。まだくわえるんじゃなくて、アイスクリームを舐めるみたいに、でもそれより厭らしく、上目遣いで…。
じらすように優のモノをくわえると、待っていたように優が腰を使いだした。
「んっ…むぅ…ふっ」
身体の中心から一直線に伝わり合う刺激の電気信号。あぁ、この刺激は好き。3Pって初めてだけど…異なる刺激のかち合いを直で感じれるのって結構好きかも。
「!!ふっ…?!やぁ…」
徐々に鷹の舌の動くスピードが早まり、それに比例して舌を奥へ奥へと伸ばしてくる。そして、それに伴う私の躰の揺れが、くわえた優のモノを奥へ奥へと誘う。
「やぁ…んッ…イっ!」
二人の相乗効果に私の躰から力が全て抜けていく。
「んっんっ…はぁっ‥!」
じゅぽじゅぽと口から擦れる唾液の水音が漏れて、いやらしい音が部屋中に響き渡っていた。
「百合、もっと舌使って」
快楽に飲まれる私を優が急かす。
私は激しく顔を揺らした。
けれど、私の動きを計ったように、鷹が私のをいじるから私の勢いはすぐに奪われる。

何度かそんな睦み合いを交わし続けていると、刺激を溜める躰の限界が頂点近くまで来ていた。
それは優も同じだったようで、すでに私の顔は優の本能のままに揺り動かされている。
ぬちゃっ―
「ッ…!!」
それを分かったのか下の、やらしい蜜をダラダラ垂らしている口に、鷹の指が三本くらい一気に押し入ってきた。
「ゃっ…ダ‥メぇ‥はぁっ…んんッ!」
私の熱気は急上昇した。
ヤバイ…もうダメ―。
躊躇なく鷹の指はぐちゃぐちゃと私の奥の奥を擦り上げてくる。
「ゃッ…もっ‥ダメ‥イクッ!!」
限界、耐えらんない‥。
私は二人に弄ばれながら、イッた。
私がイッたのがわかると、優は自分のモノをゆっくり引き抜いた。
「次は俺」
息の荒い私の顔を覗き込みながら、ニッと笑ってそう言った。
その笑いを確かめたのも束の間、私の下の入り口を締め付ける強い圧迫感がすぐにやってきた。
「あッ…」
思わず声が出るのを押さえられない。
入れ代わりに、鷹が私の上に来る。
「コッチは俺、」
さっきのでどれだけ我慢したのか、鷹のモノは痛々しい程膨張して、ぬめっとした先走り液が艶を出しグロテスクにテカテカ光っている。
私は四つんばいになり、力強く見せ付けられた勇ましい雄を優しく、口内で包み込んだ。
「んッ…ふっ…んんッ」
後ろからはリズム良く腰を突かれ、私の躰は心地よく揺れる。
「百合は、やらしいなぁ。相当の好きモノだよね。」
優が言う。
「昨日もホテルでヤッたのにね‥」
クスクスと含み笑いが籠もっている。
 "好きモノ"?私そう見えるかな。見えるようになってきたかな‥?
「お前、兄貴とそんなに寝てたのかよ。」
見下す形で見つめる鷹の目が鋭い。
「そう妬くなって。」
優が嗜める。
「うるせぇ‥。」
多少動揺したのか、鷹の腰の動きが早まった。
「ンッ!!」
突然のことに口内のモノが跳ね、息苦しくなる。
「あんま急ぐと先もたないよン。」
優のおふざけを完全無視の鷹。けれど、優のおふざけもここ迄で、しだいに中を突く早さが熱くなってきた。
「んっ…んくっ…はっ…んッ」
やっぱり指や舌なんかとは全然違う…。気持ち良さも、激しさも。あぁ、私も違いが解るようにまでなれたんだわ。


蜘蛛の巣の最初へ 蜘蛛の巣 4 蜘蛛の巣 6 蜘蛛の巣の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前