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数学のセンセイ
【教師 官能小説】

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4時間目-3


「今日はここまで。
教室自体は17時まで開放するから。
私は17時までここにいるから質問受け付けるわよ」

授業中も軽く無視され
帰るか・・・・とカバンに荷物を詰め込む。

全く分らないんだけど。
弥生ちゃんの急な態度の変化に全く見当がつかないんだけど。

ふと気が付いたら受験生のめんどくさい高校生より
大人の男が良くなったとか?

ありがち・・・・

めんどくせぇ。

「トモキ。帰るの?塾?」
「ん?今日は塾は休み」
「なら、勉強ここでやって行こうよ」
「う〜ん」
「教えてよ」
「え?受験生に聞くなよ。先生に聞けよ」
「弥生ちゃん忙しいからたまにしか廻ってきてくれないって。今日だけでいいから〜」
「しょうがないな」

気分転換も兼ねてアカリに教えることになった俺は
一緒にコンビニにお昼を買いに行き
そのあと勉強を始めた。

すごく出来るわけでもないけど
出来ないわけでもない、アカリの勉強を見ながら
時間が過ぎて行くのをなんとなくグランドを見ていた。

1.2年生が真夏の暑いなかを部活している。
「あいつらよく倒れねーな」
アカリがカリカリと問題を解く中、他の人が帰って行くのに気がつかなかった。





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