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星を数えて
【初恋 恋愛小説】

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星を数えて act.3-1

人間ってさ





痛みを感じすぎたら麻痺してくるんだよね





でも






私の心の痛みは麻痺しないよ





痛みを頼りに





頑張ってるよ





星を数えて act.3
Tear's rain





「あ、雨」
季節の移り変わりだからか、最近よく雨がふる。暑さがまだ続いているのでむしむしと不快な湿気が私を襲う。
「叶バイト?」
「うん」
舞が、ハイ、と私の傘を差し出してくれた。
「明日は?遊べる?」
「ごめん、日曜は朝からバイト入れてるんだ」
輝夜(かがや)くんと遊びに行きなよ、と言うと、舞は頬を紅く染めてうなづいた。輝夜くんとは、舞の彼で、年下なのに舞より大人だ。




「じゃあね」




舞と、十字路でわかれた。
この十字路を右に行くと私の家に、左に行くとバイト先のコンビニにつける。彼女は、駅に向かうために真っ直ぐ歩いていった。





「こんにちわー」
私がバイト先のコンビニに入ると、仲良しの先輩が傘を傘立てにしまってくれた。
「友希(ゆうき)さんありがとう」
「いえいえ」
木下 友希さんは、私のひとつ上で、ギャルみたいな格好をしているけど、とても優しい素敵な人。
「今日は私早めに帰るから」
「わかりました」
荷物を置いて、制服の上に店員のパーカーを着る。白にオレンジと黄色のラインがうまく調和していてなかなか気に入っている。
「何か予定でもあるんですか?」
「ん、ちょっとね!」
そういう友希さんの顔は少し赤みがかっていて、幸せそうな笑みを浮かべていた。
「もー幸せそうなの顔にでてますよ〜」
「えへへ」
そう笑う彼女はすごく素敵で。


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