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夢姫伝説
【SF 官能小説】

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第1話-5

驚きながらシンは言う。

「失礼...自慰の途中でした?」
「してない!それより何だ?」
「背中を流してあげようか...と、おもって...」
「良いよ。最初に済ませたから、あと...様とかは入らないから」
「ヒロシさん?ヒロシ君?ヒロシちゃん?」
「ヒロシで良いよ。ちゃん付けでは絶対に言わないでよ!」
「分かりました。そう呼ばせて頂きます」

ヒロシは浴槽から出る。その側でバスタオルを持っていたアンドロイドは、軽くヒロシに掛けて、優しく拭いてあげようとするが、ヒロシは「いいよ、自分で拭くから」と、自分で体を拭く。アンドロイドはヒロシの身体を眺めて彼のペニスが勃起しているのを見て。

「陰茎が勃起しているわね。私が手か口で1発抜いて差し上げましょうか?」
「結構!それに、お前さっきベッドインでのプレイは腰を無理に使わないとか言ってただろう」

「ベッドインは、お互いの身体を密着させて行う激しいプレイよ。マスターベーションのはライトプレーであって、簡単に満足感を得られる行為だわ。それにフェラ、クンニなどは相手を軽く満足させる効果があるのよ。無理に我慢するのは、欲求不満を高めてしまうので。ココで私が貴方の陰部を気持ち良くしてあげるわ」

アンドロイドは、シンの陰茎に手を伸ばして軽く撫でている。シンの陰茎から少し我慢汁が出た。

「で...出来るの?」
「幾つかのプレイさせる機能は記録されているわ。椅子に座って下さい」

シンは、椅子に腰掛ける。

「ところでアンドロイド」
「その様な名で呼ばないで下さい」
「名前聞いてなかったけど」
「私の開発コードネームはXM13J・GC2000ータイプRS。ルナ・リスファー、シリーズ0031番。通称『アリサ』と言います」


「覚えられない!」
「そうね...貴方に拾われたから、貴方に新しい名前を付けて頂けると嬉しいわ」
「そう...じゃあ、ジュリって名前はどう?」
「ジュリ...。私はジュリ...」

アンドロイドは、その名前を聞いて目の前に立体レーザーキーボードを照射して、もの凄い速さでキーボードを叩き出す。

「メッセージ確認。データー入力。システムアップロード。コードネーム更新。名称ジュリ。OSメインシステム更新。プログラミングネーム...ジュリ。データ解析ソース更新」

データプログラミング作成途中、アンドロイドはシンを見て
「どんな感じの女性が好みですか?」
と、訪ねる。

「別に...普通の女の子で、優しくて可愛い子が好みかな...」
「普通の女の子...優しくて可愛い子…」

アンドロイドは、再びレーザー気ボードに入力を始める。

「オリジナルプログラミング作成。優しくて可愛い子、データ入力発信。システム稼働開始」

アンドロイドは、キーボードを打つのを止めると目を閉じた。およそ数分程度停止状態になると目を開けると。


「素敵な名前をありがとうね。シン、フフ…」

ジュリと名付けられたアンドロイドは両手を合わせ、瞳を細め首を少し傾げて微笑みながら言う。その表情、仕草、雰囲気は…つい先程までの無表情の女性では無く。まるで無邪気に戯れる少女の仕草そのものであった。ジュリと言う名前を付けた後、アンドロイドに人格と言うのが芽生えたとヒロシは感じ取った。


「じゃあ、早速貴方のペニス気持ち良くさせるわね。よく出来たら褒めてねシン」

機械の様な雰囲気が無くなった彼女は、笑みを浮かべてんシンに近付き彼の陰茎を摩り始める。

異性...それも女性の手に寄る行為はシンは始めてであった。アンドロイドとは言え女性である。と言うよりは…むしろ女性としての人格を得た物…柔らかな手触りは、この上ない刺激であった。陰茎から我慢汁が少しずつ溢れで手来る。

「ん...ん...!」

勃起している陰茎は、ジュリの刺激に耐え続けていた。
ジュリは擦っている陰茎を今度は口に入れて舌で舐め回す。口の中でペチャペチャと、粘液まみれの音が響き渡る。

シンの陰茎は、粘液の刺激に快感に包まれて行く。

「ジュ...ジュリッ!で...出そう」

そう言い終わらない間に、シンの陰茎は激しく射精を吹き荒れる。
ジュリの口の中で、ドピュッと精液が流れ出た。
使用が終えたと思うと、ジュリはシンの陰茎を口から出す。

「ハアハア…凄い快感だったよ、君の行為は」
「フフフ...ありがとう」

ジュリは彼の精液を口から出して言う。


「私の身体は、本物の女性に近い構造になっているの。見ますか?」
「ああ...見てみたい」

シンの答えにジュリは嬉しそうに「分かったわ」と答えて、身体に巻き付けていたバスタオルを脱いで、シンに自分の裸体を見せる。再度改めてその姿を拝見した。美しいジュリの身体にシンは見つめる。

「男性とのプレイが可能な様に、膣付近の機能も満たされているのよ」

ジュリは、自分の陰部を押し広げて見せる。そこは一般女性とさほど変わらない、肉ヒダであった。ピンクサーモン色の陰部。そこにはクリトリスがあり、尿道口があり、その奥には膣口があった。

「ココは、ちゃんと反応するの?」
クリを触りながらシンは言う。

「いやん...くすぐったいぃ...」

もどかしそうな表情をするジュリ。シンはジュリの陰核の皮を捲り出し、その中から顔を出す小さな突起を指で刺激した。

「あぁん!」

ジュリは指を口に加えて、頬を赤く染めて軽く喘ぎ、身をくねらせる。


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