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透明な滴の物語
【同性愛♀ 官能小説】

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お礼は倍返しにして-3

一方の恩返しの浣腸をされた佐和子であったが、その微弱な波動に歯がゆさを感じていた。
今日は6日目の便秘である。
この症状だと、1個では効かないことを経験上知っていた。
慢性便秘の主婦は、最近では2個入れることが多くなっていたのである。
もう1個必要である。
しかし、そんなことを聡美が知るはずもない。
これでは、いつまで待っても来ないバスを二人で待ち続けているようなものである。
しかし、それを要求することは恥ずかしかった。
言うべきか、このままトイレで出したふりをしてごまかそうか。
「佐和子さん、出したいでしょうけど頑張ってね」
重ねたテッシュペーパーで肛門を押さえながら聡美が無邪気に励ましてくる。
物足りない思いで待ち続けていても何も状況は変わらない。
思い切ってお願いすることに決めた。
「ねえ聡美ちゃん、お願いがあるの」
「どうしたんですか?もうおトイレ行かせてほしいの?」
「違うの。…あのね、もう1個入れてほしいの」
聡美には意外な依頼だった。
新人研修で佐和子から浣腸の洗礼を受けて以来、浣腸を自らすること、あるいはしてもらうこともあったが1個で十分効果があったからである。
佐和子が弁解するように説明した。
「1個じゃ効かないのよ。便秘がひどい時には1つじゃ効かない時があって。そういう時は2つ入れるの」
羞恥心よりも、物足りなさと出してすっきりしたい欲求が勝った。
白い尻を丸出しにしたまま、つま先を絨毯に軽く打ちつけながら訴える。
「恥ずかしいけど、お願い、もう1個浣腸入れて!」
聡美は、佐和子の願いを叶えてあげることした。



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