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『桃子記念日』
【痴漢/痴女 官能小説】

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『桃子記念日』-18

「桃子、“先生”もう、止まらないぞ」

 ぐっちゅ、ぐちゅぐちゅぐちゅ……

「あ、ぅっ、うんっ、ああんっ、ん、んんっ……!」
「桃子の中に出すまで、止まらないからな」

 ぐっちゅ、ぐっちゅ、ぐっちゅ、ぐっちゅ……

「ひぅっ、ん、んっ、あふっ、くっ、ん、んあぁあぁぁっ!」
 大きく深く、そして、時には円を描いて、雄大かつ荘厳に、宗佑の“業茎”が、桃子の泡立つ“淫唇”で抜き差しされる。
「あ、あぅっ、あっ、い、いいっ、あ、んぐっ、あ、ああぁあぁっ!」
 その度に桃子は、喉を反らし、涎を垂らし、目を剥きながら、性に淫らに謳歌する浅ましい己の姿を、晒し続けた。
「桃子の中は、すごいな……!」
 宗佑の腰を振る動きも、次第に余裕がなくなっていく。
「襞の全てが、まるで、生きているみたいだ……!」
 その中を、張り詰めた“業茎”が往復しているのだから、気持ちよさを言辞で表そうとしても、どうしてもありきたりで陳腐な表現になってしまう。

 ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅっ……

「桃子、桃子っ!」
 だから宗佑は、言葉はもう無用とばかりに、桃子の胎内を犯すことに、夢中になった。
「あっ、やっ、あ、ああぁあぁっ!」
 びくっ、と、桃子の全身が強く震えた。性の頂に、触れたらしい。
「は、はふっ、あ、あぅっ、あ、あ、い、く、あぁっ!」
 びくびくっ、と、再び桃子の身体が痙攣した。またしても、往ったのだ。
「ん、くっ、あ、あふぁああぁっ!」
 これで、三度目。
「あ、くっ、んっ、い、くっ、んあっ、あっ、ああぁあぁっ!」
 これで、四度目。
「クッ、ひぅっ、ン、んふっ、だ、め、や、あ、あぅぁああぁぁっ!」
 そして、五度目。
 間髪をおかず、桃子は、宗佑に激しく突かれるままに、絶頂を繰り返した。
「あっ、あぅっ、あぁあぁっ……!」

 じょばっ……

「!」
 桃子の股間から、熱い液体が堰を切ったように迸った。悶え狂う桃子は、生理現象の抑えを失い、絶頂の勢いあまって、失禁してしまったのだ。

 じゃばじゃばじゃば……
 
 と、桃子の迸をまともに浴びる宗佑の下半身は、ズボンを脱いでいなかったので、みるみるうちにその水分を吸い込んで、色濃くなっていった。
「桃子……桃子……」
 濃密な女の匂いと、アンモニアの臭いが混ざり合い、さしもの宗佑も脳内が酩酊してしまった。
 眼下に、体とサイズの合わない体操服に身を包んで、女の部分を性的に壟断され、小便まで洩らした無様な姿を晒している桃子を見つめながら、腰を叩きつける行動に拍車がかかっている。
「あ、ぅっ、お、あっ、あふっ……」
 そして桃子は、完全に正気を失い、ほとんど失神した状態で、後ろから突かれる慣性で体を揺らしながら、ときおり思い出したように体を痙攣させた。
「かはっ、はっ、はふっ、は、はぁ……」
 反射神経的に繰り返す絶頂によって、桃子はもう、魂をどこかに遊離している状態になっている。
「はぅ……ぁ……あぅぁ……」
 悶える声に力はなく、失禁するほど緩んだ括約筋を表すように、時折、尻の窄まりから滑稽な音を発て、目に沁みるようなきつい臭いのする屁を垂れた。
「桃子っ……!」
 宗佑は、失神状態の桃子の中に、込み上げてくるまま、精を注ぎ込んだ。彼女の胎内の一番奥まで精液を噴射し、その強烈な射精感に体を震わせていた。
「あ、ぅ、あ、あぁ……」
 精子を胎内に浴びながら、桃子はやはり、正気を失った声を挙げるのみだ。“折檻を受ける生徒”だという自らが定めた己の設定も、今は把握できていない。
「く……」
 宗佑は、最後の一滴まで搾り出すように、桃子の中に精子を出し尽し、それが収まると、ゆっくりと“業茎”を、桃子の胎内から引き抜いた。

 ごぽり…

 と、白濁した生命エキスが、桃子の膣口から零れてくる。失神して、括約筋が完全に緩んでいる桃子なので、精子を中に留め置くことが、できなくなっているのだ。
 宗佑が、桃子の膝元に引っかかっているブルマーに手をかけ、それを引き上げて、桃子の大きなお尻に穿かせた格好に戻した。

 ごぽ、ごぽ……

 と、変色を極めたクロッチの部分が、時折内側から蠢くのは、漏れ出た濃厚な精子がそこに溢れて、浸み込まなかった分が溜まっているからだろう。
「桃子……」
 桃子のことを“愛した”ことに間違いないが、可愛い従妹を“犯し尽くした”という満足感も、宗佑の中には広がっている。獣としての雄の欲望を充足させた、本能的な心地よさだ。
「せ、ん、せぇ……す、き……」
 そして、宗佑に“犯された”桃子は、水面に顔を出した金魚よろしく、口をぱくぱくさせながら、ようやくそれだけ言うと、完全に動かなくなってしまった。


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