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love for school by Miku
【その他 官能小説】

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love for school by Miku-2

「…俺のクラスでは隣の人と机をくっつけてもらう」
突然田口の声が耳に入る。ぇえ!?
すかさず誰かがなんで?と聞く。
「教科書忘れたりして先生に言って机くっつける、って結構時間かかるじゃん?それに早くクラスになれるためにも隣の人と仲良くしてほしい。」
…この先生の悪いトコ、コレじゃないの?そんな机とかくっつけてたら煩くなるにきまってるじゃん。
そう思いながらもおずおずと机を着ける。するとまた目があった。あたしが反らそうとしたら、鷹月の手が延びてきて…あたしの顔を強引にそちらへ向かせた。
「目なんでそらすの?」
「…えっ」
えっ何!?
彼はあたしにその目を向けていった。…やっぱりコイツの目はすごい。澄みきってる、てカンジ。…反らせない。
どうしよう、どうしようっ。
すっごいドキドキする。苦手なハズのコイツの目。
ふいに手を離され、彼は何もなかった風に前を向いた。あたしに大きなドキドキを残して。なんであたしこんなドキドキしてんの!?苦手なんでしょ、しっかりしろ、私!
「…えー、では…」
でもあたしの心臓の音は収まらなかった。なんで、もう。
先生が色んなプリントを配る。あたしは右側にほのかな熱を残しながら前を向きなおし、プリントを後ろに回す作業をする。
鷹月はああ言う所がモテるのかなぁ?なんてゆうか、あの澄んでいて気迫を持つ目とか、雰囲気とか。まぁやっぱりカッコイイって言うのがあると思うけど。いや、あたしにはホントに関係ない話だけどね。
……………
………………
……………………
……………………アレ?
なんか、おかしい。
何、ちょっとまって、コレ何!?え?エッ!?うわっ……あっ…
ちょっと…っ
「…………ぁっ」
あたしは小さな息の混ざったような声が漏れた。彼はあたしをチラリとみて続ける。そう、彼はあたしの……服の上から………ちょうどブラのホックらへんを触っている。
「…オイしゃべってないで俺の話を聞けー。」
まだなれていない教室は、ザワザワしゃべっていたのが少しずつしずかになる。
「………っ」
彼…鷹月はおかまいなしに手を探りつける。鷹月の手は……、ついにあたしの服の下から勢い良く上ってくる。ちょっと待ってよぉっ、今授業ってかそれ以前にもう本気で何してんのよッ!!!?
でもそんな事言えはしなかった。
あ、ちょっと本気でヤバイって!!やめる気配がないんですけど!
彼はあたしのブラホックをプチン、と片手で外した。
「…きゃあっ」
あたしは思わず叫んでしまった。
「どうした、櫻井」
田口が聞いてくる。皆が一斉にあたしを見る。
「…なっ、なんでもないです」
あたしは慌ててそう答えた。もちろん鷹月の手はとっくに抜かれている。
ブラホックが外れていて気持が悪い。その時間が終るまで鷹月は何もしてこなかった。
ちょっとちょっとちょっと!!!!何だったの、さっきのは一体!!てゆーか授業中だし今日は学校1日目だし鷹月とはほっっとんど必要事項以外しゃべった事さえなかったしとにかく色んな事に疑問を抱える私。ちょっとまってよほんとにもう!!!!
あたしはあんなことされたのもホントに初めてだったし!!はっ!!てゆーかあたしまだファーストキッスだってした事もなかったんじゃん!!
とにかくあたしはトイレに行こうとすると…。鷹月があたしの腕を掴んだ。
「…えっ」
「…ちょっと来い」
「…っヤダ、何?ココで言って」
「委員長命令だよ」
やだやだ、本当に何なの!?何かされそうで怖い。本当にムリだって!!
心の中でそう思っていても、なかなか口にできないあたし。もうヤダどうしよう!!引っ張られている手には冷や汗が握られていて。それでも鼓動を打っている心臓に嫌気がさす。「………」
あたしたちは理科準備室にはいった。…なんか、いかにも怪しそうなんですけど。


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