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『詠子の恋』
【スポーツ 官能小説】

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『詠子の恋』-8

(“吉川”と“お詠”…)
 こんな偶然が、あるものなのか。
「あ、くっ……ん、んんっ……!」
 詠子の自らを慰める指の動きが、更に激しくなった。吉川の、あの純朴な笑顔が、脳裏をよぎったからだ。
(吉川クンのこと、考えて、するなんて……!)
 理性はそれを浅ましいと非難している。しかし、指を淫靡に躍らせる女としての本能は、性的な昂ぶりを呼ぶばかりで、どうしようもない。
「あっ、あ……ん、んぅっ……!」

 くちゅ、ぬちゅ、にち、にち……

「はあ、あっ、んっ、んんっ……!」
 指に絡みつく濡れた粘膜の感触を、己の体を嬲ってくる快楽に変えて、詠子は自らを慰め続けた。
「あ、ん、か、かたく、なってる……」
 指先で、突起の屹立を確認する。性的な興奮が高まると、包皮から顔を出してくる“クリ×リス(陰核)”は、普段は包皮に覆われているだけあって、非常に敏感な場所である。
「んんっ!」
 その部分を摘んで擦ると、陰唇を嬲っていた時とは比べ物にならないぐらいの、電撃とも言うべき愉悦が体中を駆け巡った。
(こ、ここは、トイレだから……!)
 詠子は、摘んだ突起を更に強く嬲りまわす。いつもだったら故あってあまり強く刺激しない場所なのだが、トイレにいる今は、その遠慮も必要はない。
「んふっ、あっ、ん、んんっ!」
 敏感になっている突起は、たったのひと擦りでも、大きな波を詠子の体に巻き起こし、昂ぶりをさらに高い位置まで押し上げて、詠子を夢中にさせた。

 くりっ、くにくにっ、くりくりくりくりっ…

「んっ、んんぅっ、んふっ、んくっ、んんっ!」
 “クリ×リス(陰核)”からの強い刺激が、腰の周りに漣を起こして、それがとある地点に集中していく。そのすぐ真下にある、小さな穴…“尿道口”である。
 詠子は、早い段階で“クリ×リス(陰核)”を弄ることによる自慰に目覚めたのだが、ひとつだけ厄介な性質があり、そこで気持ちよくなるためには場所を選ぶ必要があった。
(あ、ん……き、きた……!)
 “クリ×リス(陰核)”を弄っていると、決まって湧き上ってくるこの感覚…。
(お、おしっこ、したくなってきた……!)
 それは、“尿意”であった。“クリ×リス(陰核)”を激しく弄る自慰をすると、ほとんどの場合こうやって、絶頂に至る前に“尿意”が押し寄せてくるのだ。
「あ、あんっ、ま、まだ、だめっ……!」
 熱を持ち始めた“尿道口”を引き締めて、発露しつつある“尿意”に抗う詠子。だが、“排泄欲”という、動物として押し留めることなど不可能というべき本能は、膨れ上がるままに詠子の“尿道口”に集中してきて、その開放を強く要求し始めていた。


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