投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

悦びの種
【熟女/人妻 官能小説】

悦びの種の最初へ 悦びの種 1 悦びの種 3 悦びの種の最後へ

第1話 密室の扉-2

校長の言い分は大体理解したつもりだが、僕の様な第三者的な立場の人間に打ち明けるには、真意のズレを感じる内容だった。

「そうでしたか・・・でも、僕の様な者に打ち明けられても、校長の力添えになる事は何一つも・・・・・・」

「もちろん、それは分かっております。ただ・・・もう一つだけ、気掛かりな事がありまして・・・・・・」

校長は言いにくそうに、目の前のコーヒーを意味も無くスプーンでかき回していた。

「遠慮なさらず言って下さい」

「実は・・・子供の事なんです。このまま実家に帰って、一人で余生を過ごすかと思うと心苦しくて・・・・・・。せめて跡取りの一人でも居れば、寂しさ紛れにもなるかと思いまして・・・・・・」

「まさか・・・僕を?」

親子ほど離れた僕と校長の歳の差を考えれば、思い付く事は一つ。

「いいえ・・・養子とかではございません。むしろ・・・・・・」

再び校長は、言いにくそうに目の前のコーヒーをスプーンでかき回していた。
今度は心なしか、俯き加減の校長の顔から覗くチークが塗られたピンク色の頬が、瞬く間に紅潮しているように見えた。

「どうしたんですか?。さあ・・・遠慮なさらず」

「実は・・・この歳になり大変お恥ずかしい話ですが、自分の子供を授かりたいと思いまして・・・・・・」

僕は思わず、目の前の手付かずだったコーヒーを、一気に喉に流した。
多少は冷めても、喉に痛みが残るくらいの熱さはあったが、それを越える程に校長の言葉は衝撃を感じさせた。
校長の年齢を考えれば不条理な事でもあったが、それ以上に若い僕に打ち明けた事の方に驚かされた。
まさかと思いながら、僕は気を取り直して校長に尋ねた。

「もしかして・・・御用件とはこの事ですか?」

「ええ・・・それで、木本先生にお願いしたい事がありまして・・・・・・」

校長は、一呼吸取る様にコーヒーを口にした。
その間にも、僕は校長が打ち明けようとする言葉を察して、質問を投げてかわそうと試みた。

「それは何か医学的な事でしょうか?。最近でしたら人工授精とかもありますし・・・・・」

「もちろん、それも考えました。ただ・・・そうなれば色々と手続きも面倒な上に、校長と言う身ですから人伝で漏れるのが怖くて・・・・・・。それに、人並の女として生まれた以上・・・道理に外れない形で授かりたいと思いまして・・・・・・」

「つまり・・・それは?」

僕は、固唾を飲みながら校長の答えを待った。

「私の様な立場の人間が、木本先生のようなお若い方に頼むには、大変心苦しい事ですけど・・・その・・・一つ御協力頂きたいと思いまして・・・・・・」

校長の言葉は遠回しだが、すぐに理解出来た。
綺麗事を並べれば、子供を授かる為だけの事を頼むような言い方だが、結局は若い僕に身体の関係を迫った事になる。
つまり、校長の様な母親とも変わらぬ年齢の女と、セックスと言う男女間の関係を興じなければならないのだ。
年増の女などに興味の無い僕としては、考えただけでも身の毛がよだつ思いがした。
それに、結婚も約束した大学時代からの一途な恋人もおり、他の女など経験どころか考えた事すら無かった。

僕は返事に困り、しばらく俯いままだが、校長は構わずそのまま続けた。

「むろん・・・木本先生がお困りなのは分かります。授けるにしても、私とある程度の秘め事を興じ無ければなりません。私の様な年齢の女に、木本先生の様なお若い方など見向きもされないのは分かります」

「い・・いいえ・・・そんなつもりは・・・・・・」

「ふふ・・・良いのですよ無理なさらなくとも・・・私は校長の立場としてでは無く、一人の女として木本先生にお願いしてるんですから」

「でも・・・僕はどうすれば?」

「大丈夫です。ほんの少しの間だけ我慢していただければ、すぐに終わります。極力秘め事は押さえますから、そんなに木本先生も不快にはならないと思います」

校長の考えは見えてこなかったが、男と女の二人だけの密室で行われる具体的な男女間の話は、例え興味の無い年増の校長が目の前でも、僕の物を滾らせた。
さらに、意味深な遠回しの言葉が、僕と校長の関係を淫らな物に想像させた。
頭の中では拒絶はしていても、僕の物は年増の校長に反応していた。

「良く分かりませんけど・・・つまり僕との関係だけを望んでる分けですね」

「ええ・・・要するに、サラブレッドの種付けのような事をお願いしたいのです」

「種付け・・・ですか?」

「そうです。具体的に説明させていただくと・・・お互いが間接的に受け入れる準備を行い、最後に木本先生は私の中で射精していただければすぐに終わります。これ以上詳しくは、このような場所では話せませんので・・・・・・」

私の中で射精・・・学校のトップでもある校長の言葉にしては、あまりにも卑猥だった。
聖職に就いておきながら、若い教師との性的関係を自ら促した事にもなる。
ここで思い浮かんだのは、なぜ僕を選んだか?。
若い僕に気が引けるなら、他にも候補は居たはず。
僕に対する校長の真意が気になり、ありのままの言葉で尋ねてみた。


悦びの種の最初へ 悦びの種 1 悦びの種 3 悦びの種の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前