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『STRIKE!!』
【スポーツ 官能小説】

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『SWING UP!!』第13話-20

「こうクン」
「よみ……わっ!?」
 ずい、とその顔を覗き込んできた詠子の顔は、精液まみれになっていた。“顔射”をしていたから、当然といえば当然なのだが…。
「め、眼鏡が、どろどろにっ……」
「キミのせいだよ」
 言葉とは裏腹に、口元が妖艶な微笑を浮かべていた。
「だから今度は、キミの顔を、どろどろにしなくちゃね……」
「えっ……」
 いうや、詠子は、寝転がっている吉川の身体を、膝立ちのままでまたがると、精液塗れになっている“珍宝”はそのままに、するすると身体を押し上げていった。
「よ、よみっ……むぷっ!?」
 太股で顔を挟まれ、鼻先に陰毛の感触が生まれる。そして、口元は柔らかくも甘酸っぱい匂いで、包み込まれた。
「ふふ。四十八手で言うところの……」
 “岩清水”である。
 詠子は、己の性器を吉川の口元に押し付けて、“顔射”によってどろどろになった自分の顔のように、吉川の顔を自らの愛液で煌かせようというのである。
「ひょ、ひょみっ!?」
「あんっ! ……息が、くすぐったいよ」
「ほ、ほめん」
「ああんっ!」
 口元がまともに性器に当たっているので、吉川が何かを口にしようとすると、それがそのままダイレクトに粘膜を刺激する。
 “岩清水”の名のごとく、詠子の“裂け目”から滲むようにして愛液が湧き出し、それが吉川の口元に垂れ落ちて、濡らしていった。
「………」

 ぴちゃ…

「んあっ……!」
 柔らかくも、確かな感触が“裂け目”に生まれた。吉川が、湧き出た愛液をすするように、舌で愛撫をかけてきたのだ。“岩清水”という体位の本願を、吉川は果たそうとしている。

 ぺろ、ぴちゃ、ぬる、ぴちゃぴちゃ、ちゅるるっ…

「あっ、こ、こうクンっ……舌の動き、い、いやらしいっ……!」
 まるで、ミルクを必死にすする仔犬のようである。健気なようにも思えるその動きは、しかし、舌の上に躍る淫靡な感触を愉しんでいるようでもあり、詠子のいうように、“いやらしい”ことこの上ないものだった。

 ぴちゃぴちゃぴちゃっ、ちゅるぅぅ、べろべろべろっ!

「ひあんっ! あ、あっ、んんっ、あっ!!」
 “裂け目”の表面を小刻みに舐っていたかと思えば、唇を使って吸い上げられる動きが混ざり、そして、舌の表面全体を使って、豪快にべろりと舐められた。
「ふー、ふー、ふー!」
 口元は覆われているので、主な呼吸は鼻でするしかなく、その荒い鼻息が、詠子の“黒毛絨毯”を淫らに靡かせた。
「い、息が、毛にかかってる……!」
 くすぐったくも、艶かしい。自分でも少し、陰毛が濃いと思っている詠子だが、吉川の鼻息をたっぷりと浴びることが出来るので、今ではそれを厭う気持ちはなくなっていた。

 くにっ…

「!?」
 びくっ、と詠子の腰が跳ねた。吉川の舌が、一番感度の強いところを刺激してきたからだ。
「こ、こうクン、そこはっ……あ、ああっ!」

 くにくにっ、くにっ、くにくにくにくにっ!

「あ、ああっ、んあっ、ああぁあああぁっ!!」
 じゅわ、と詠子の“裂け目”から濃い愛液が滲み垂れてきた。女子にとって、最初に開発される性感帯“クリ×リス(陰核)”を責められたことへの、身体の正直な反応であった。
 既に触れたように、詠子は、ハイティーン・ジュブナイルの要素が強い官能物語をよく書いた“安納郷市”と、江戸時代を舞台にした剣戟性愛小説の大家である“鳴澤丈一郎”の、それぞれの官能小説を読み漁って、文章でエロスを学んだ“読み年増”である。当然、身体に溜め込んだ快楽欲求を解消するために、“自慰(オナニー)”を何度も行ってきた。
「あっ、あうんっ、ひあっ……!」
 したがって、“クリ×リス(陰核)”の性感も、何度も繰り返した“自慰(オナニー)”によって、自然開発されていたのである。


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