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『STRIKE!!』
【スポーツ 官能小説】

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『SWING UP!!』第13話-19

「キミのここ、すごく固くて、熱い……」
 しゅ、しゅ、と定律の動きで竿を扱く詠子。何度も自分の中に入ってきたそれを、しかし、初めて見るもののように、興味津々に瞳を爛々と輝かせて、詠子は魅入っていた。
「私の処女膜を、これが引き裂いたんだね……」
「そっ……」
 そういわれると、身も蓋もない。だが、詠子にとっての初めての男性が、自分であると言うことを、当たり前だが再確認できて、吉川には理由のない優越感が浮き上がってきた。
「うひゃぁっ……!」
 しかしそれも、詠子の指遣いでたちまち霧散してしまう。
「ふふ。キミ、かわいい……」
 ピンクフレームの眼鏡越しに、詠子の瞳が妖艶なきらめきを瞬かせていた。

 しゅっ、しゅっ、しゅっ……

「あ、うあっ、よ、よみっ……」
 詠子の妖艶な扱きに、吉川がたまらず声をあげる。手でして貰うのは初めてではないが、前よりもさらにその動きが洗練されているので、吉川は声を抑えられなかった。
「鈴口から……とろとろしたのが、出てくるよ……」
 粘度の高いそれを、親指の腹で押し広げながら、“亀頭”を愛撫する。文語用語であるところの、“鈴口”と口にしたのは、いかにも詠子らしい。
「ああっ……」
「キミ、ほんと、かわいい……」
 刺激を与える度に、吉川の儚げな声が上がるものだから、詠子としても嗜虐心が煽られて、手の動きに一層の愛しさが篭もるのだった。

 しゅっ、しゅっ、しゅっ、しゅっ…

「よ、よみっ、よみっ……!」
 手の上下に合わせるように、びくびくっ、と“亀頭”がわななく。
「こんなのは、どう……?」
 親指と、人差し指でその“亀頭”を摘むと、その表面をなぞるようにしながら、擦りあげた。
「うひあっ!」
 吉川の腰が、一瞬跳ねた。そういう反射を起こすほどに、強い刺激が襲ったらしい。“鈴口”から垂れてくる先走りも、跳ねるような一滴を、詠子に向けて飛ばしていた。
「あんっ……」
 ピンク・フレームの眼鏡のレンズに、その一滴がかかる。
「レンズに、キミのエッチなおつゆがかかったよ」
「ご、ごめん……ひあっ!」
「お仕置き、なんだから…」
 詠子の手の動きが、さらに活発なものになった。既に、息も絶え絶えとなっている吉川の喘ぎが、彼の限界を知らしめている。
「こうクン、出そうなのかな?」
 痙攣と思しき反応を見せる“亀頭”を見ながら、詠子は言う。
「出そう、なのかな?」
 喘ぐばかりで答えなかった吉川を責めるように、詠子はその“亀頭”の部分を素早い動きで擦り扱いた。
「あ、うっ! 出、出そうだっ……よ……!」
「このまま出したら、また、レンズにかかっちゃうよ……」
「め、眼鏡、外したらいいのに……う、うあっ……!」
 手の動きが激しくなったということは、吉川の発言がお気に召さなかったということだ。
「だって、大好きなキミの顔、見れなくなるもの」
 詠子の近視は、相当なものだ。眼鏡がなければ、30センチ先でさえも輪郭は全てぼやけてしまう。当然、自分の指遣いで喘いでくれている吉川の顔も、見えなくなってしまう。
「キミの、気持ちよくなってる顔……大好きだから……見れなくなるの、やだ」
「よ、よみ……あ、うっ……!」
 吉川の全身に硬直が走った。腰の辺りが特に強張っており、どうやら、放出の寸前まで至っているらしい。それを留めているのは、男の意地なのかもしれない。
「出そうなんだね。出ちゃうんだね?」
「で、出る……出るよ、よみっ!」
「いいよ……出して、いいよ……かけても、いいからっ……」
 詠子もまた、興奮に煽られるように、吉川に最後の責めを施した。
「あ、よ、よみっ、よみぃっ!!」

 どびゅるっ、びゅるるるっ、びゅるびゅるびゅるっ!!

「きゃっ……!」
 竿の部分を掴み締めて、擦りあげた瞬間、吉川の“鈴口”から精が迸った。
「あ、ああ……白いの、が……」
 若さ溢れるその勢いは、詠子の顔面に余すところなく降りかかり、当然、ピンク・フレームの眼鏡のレンズは、白濁したその精をまぶされて、あっという間にどろどろになった。
「垂れてる……」
 本当に目の前で、白濁したものが垂れている。詠子は、惰性のまま竿をしごく手の動きを続けながら、その様子を陶然と見続けていた。
「はあ、はあ……」
 一方で、放出を終えた吉川はとても満ち足りたようであった。身体のこわばりが消え、余韻を愉しんでいるようにも見える。


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