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『STRIKE!!』
【スポーツ 官能小説】

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『SWING UP!!』第13話-12

「あ、イ、イキそっ……あっ……!」
 こぽ、と“入口”からさらに濃度の高い粘液が出てきた。身体の反応が、それに合わせるように、背筋を通って全身に電流を走らせていく。
「イク……イクッ……航、わたし……イ、イクッ……!」
 自らを慰める指使いが、強さと反比例して単調になった。それは即ち、結花が高みまで昇りつめることに集中したということだ。
「イ、クッ……!!」

 びくっ、びくびくっ……

「ん、んんっ……!」
 結花の太股が、大きく震えた。身体が強張って、絶頂特有の反応を、結花はベッドの上で淫らに演じていた。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ……」
 運動をした後のように、乱れた呼吸を整える。身体の中で何度も押し寄せる、強張りの波を受け止め逃がしながら、結花は、あらぶる呼吸を通して、昇りつめた自己を少しずつ宥めていた。
「はぁ、ふ、はぁ……ふうぅぅっ」
 ひとつ、大きな息を吐く。自慰で昇りつめ、それが一段落をしたときの、自然な反応だ。
「………」
 股間に潜り込んでいた指を引き抜いて、目の前にかざす。

 ぬちゃぁ…

「うわ……」
 と、べとべとになった指の間で、自分の花弁を潤わせていた淫蜜が、幾重にも糸を引いた。
「ねちょねちょ、してる……」
 濡れ方そのものが、最近は変わってきたように思う。
 サドルやマッサージ棒を使っていたときは、ショーツを円形状に濡らすだけで済んでいたが、指で直接弄るようになってからは、刺激の度合いが強まったのか、絡みつく淫蜜は粘度を増して、こうやって何重にも糸を引くようになった。
 膣の表面だけでなく、内部の感度も高まってきたのだろう。航という存在を得て、雌の本能がさらに刺激されて、結花の女としての“花”を、開花させ始めているのだ。
「航……航……」
 濡れていない左手の指を、唇に押し当てる。航と交わしたキスの記憶を思い出しながら、右手に光る欲情の証を、何度も擦り合わせて、陶然とし続ける結花。
「キスじゃ、足りないよ……航……もっと……もっと……」
 絶頂の余韻は収まったが、キスの魔法はまだ解けていないようだ。
「ん、んぅ……くっ、んんっ……」
 そのまま、指をもう一度、スパッツの中に潜り込ませる。
「ん、むっ……ん、んふぅ……」
 航との、手のひら以外では唯一といってよい“接触の記憶”が残る唇に、指での刺激を与えつつ、それを咥えたりしながら、結花は二度目の自慰行為に没頭し始めた。
「あっ、イクッ……イクッ、イクぅッ……!」
 …その後、程度の大小はあるが、六度目の自慰による絶頂を迎えて、魔法はようやく解けた。今晩はなんと、自己新記録を達成してしまった。
「サルみたい……」
 蜜に濡れた花弁を拭ったティッシュの塊が、屑箱いっぱいになっている。濃密な女の匂いも、部屋中に充満していた。こんなところを母親の紘子に踏み込まれたら、何を言われるか分かったものではない。
「シャワー、もっかい浴びて、寝よ……」
 ベッドから身を起こして、少しばかりぼやけた意識を抱えつつ、結花は、自らが発した匂いの満ちた部屋を出て、深夜であることから足音を忍ばせながら、階下の浴室へと向かうのであった…。


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