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『STRIKE!!』
【スポーツ 官能小説】

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『SWING UP!!』第11話-74


「これが、にぃにぃの……」
 目の前に座す隼人の、腰から伸びる“金剛棒”を見つめる響。
「お、おっきくて、ふとい……」
 これが今から、自分の操を破ろうというのである。響の身体が震えたのは、無理からぬところであった。
「怖いか?」
「う、ううん!」
 怖い、と応えたら、おそらく隼人はそれを仕舞ってしまうだろう。守ってきた操を捧げる決意をしている今、響には何も恐れることはなかった。
「よし、響。ちょっと、こっちに立ってみな」
「は、はい……」
 言うや、響は、隼人に言われるまま、その金剛棒を跨ぐような姿勢を取りつつ、隼人の側に寄ってきた。
「さて……」
 右手の指は、響の“肛門(ア*ス)”を弄繰り回してしまったので、左の指を響の股の間にそっと差し入れた。
「あっ、に、にぃにぃ……」
 一本の毛もない陰部が、丁度、隼人の目の前に来ている。それを目の当たりにしながら隼人は、響の股に埋め込んだ左手の指を使って、陰唇の中に潜んでいる、柔らかい入り口を探りまさぐった。
「あ、んっ……に、にぃにぃ……ゆび、が……」
 ひくひく、と響の太ももが揺れる。自分でも頑なに触らなかった部分を、もう一度、隼人に慰められているのだ。
「………」
 隼人は、探り当てた響の入り口を、中指で少し突っついた。
「んっ、あっ!」
 響の腰が、引けた。急所を指で突かれたのだから、当然の反応である。
「ここ、だな……響の、大事なところは……」
「にぃにぃっ……ゆび、ゆび、うごかしちゃ……あ、あっ……」
 くちゅ、くちゅ、と、隼人の指が音を発てる。響の入り口が、異物を迎え入れたため、それに反応をして、防護液を滲ませてきたのだ。
「あっ、あっ……ひ、ひびきの、あそこ……へ、へんだよっ……」
「どうした?」
「な、なんだか、熱くって、や、やらしい感じがするの……」
「響が、女だっていう証だな」
「そ、そう……? からだ、こんななのに……?」
 なだらかな胸に、くびれのない腰周りと、そして、毛一本もない陰部。響は、4月生まれだから、今は間違いなく“20歳”なのだが、その体型は、見るものが見れば、明らかに“非合法”なものであった。
「ほら、見てみな」
 隼人が、響の股から左手を抜いた。響の目の前に指をかざすと、その先端が艶やかに潤っていた。
「とろとろに、濡れてるだろ? きちんと、女の身体をしてるってことさ」
「や、やだ、もう……」
 両手で頬を覆い、恥ずかしさに懊悩とする響であった。
「さて。……いよいよ、だぞ」
「う、うん……」
 響の腰を優しく抱いて、己の腰間にそびえる“金剛棒”の真上へと、その身体をいざなう。
「ゆっくり、ゆっくり、な」
「う、ん……」
 膝を折って、“金剛棒”の先端に向けて、己の股間を沈ませていく響。その動きに合わせて、微妙な動きを“金剛棒”に与えつつ、隼人はその先端を、指で探り当てていた響の入り口に、押し当てた。
「あ、くっ……」
 指とは違う感触が股間に生まれて、響の体が、ぴくりと震えた。
「う、おっ……」
 隼人自身も、初めて剥き身の“金剛棒”が、女の秘所に触れたので、思いのほか柔らかいその感触に、一瞬、頭の中が白くなった。
 余裕を持っているように見えて、隼人も初めてなのだ。“房中術百書(いわゆる、エロ本)”の知識など、一遍に吹っ飛んでしまう、響の入り口の感触だった。まさに、“百聞は一触に如かず”である。
「に、にぃにぃ……」
 先端が股間に押し当てられた状態で、響はその腰を止めている。その先に進む勇気が、なかなか持てないらしい。無理のない、ことではある。
「だいじょうぶだ。ゆっくり、ゆっくり、な」
「うん、にぃにぃ……く、うっ……」
 ぐ、と押し当てられている“金剛棒”の先端に向けて、力を入れて、腰を落としてみる。
「つ、うっ……!」
 ぴり、とした痛覚が股間を走り、響の身体が一度、隼人から離れた。膣口を狭くしている“処女膜”に、少しの痛みを伴う張りを感じたのだろう。
「痛かったか?」
「だ、だいじょうぶ……びっくり、しただけだから……」
 響はすぐに、隼人の“金剛棒”の先端に、もう一度、自分の膣口を押し当てる。今度はそのまま、入り口を馴らすように、隼人の指使いを思い出しながら、触れている先端を使って、自分の膣口を揉み解した。
「う、あっ……」
「に、にぃにぃ?」
 その感触に震えたのは、隼人のほうだった。はちきれんばかりに怒張している“金剛棒”に、響の柔らかい愛撫を受けたのだ。
「す、すまん」
 声が出るのも、無理からぬところだった。


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