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『STRIKE!!』
【スポーツ 官能小説】

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『SWING UP!!』第11話-61

「響、湿ってるぞ……」
 下着の布地を透過して指先に感じるほど、響の花弁は潤っていた。

 くにゅ、くにゅ、ぬにゅ、ぬにゅ……

「あ、あ、あっ、はぅっ、う、うぅっ!」
 大事に秘めてきた“花の操”を、初めて性的にいじられて、戸惑いながらも確かな愉悦を響は詠う。自分で触ったことはなかったが、感度はきちんと練られていたようで、隼人の指使いに反応するように、ぴりぴりとした甘い刺激が体中を走り抜けた。
「に、にぃにぃ、そこ……へ、へんな感じっ……!」
「まあ、“急所”だからなぁ……」
 よくわからない、隼人の物言いではあった。隼人自身も、下着越しに触れているとは言え、女の花弁がこれほどまでに柔らかいものだとは思っていなかった。
(女が濡れるってのは、こういうことなのか……)
 中指の先に感じる、下着の熱い潤み。その感触もまた、隼人にとっては初めてのことであった。
(女体ってのは、本当に、神秘の塊だぜ……)
 男の誰しもが憧れ、妄想をするのは、当然のことに思えた。

 にちゃ、にちゃ、ぬちゃ、ぬちゃ……

「んんっ、んくっ、ふぁぅっ、んんっ!」
 指先に感じる湿った溝の部分を、定律で刺激する隼人。緩急に乏しい動きではあるが、急所への刺激でもあるので、響の反応は十分な“悦”を帯びていた。
「響、どんな感じだ……?」
 指を動かして、響を性的に慰めながら、隼人が耳元で囁く。
「あっ、んっ、へ、へんっ……なの……く、くすぐったいのと……き、きもち、いいのと……あっ、い、いっしょに、なって……あんっ……!」
 再度耳に吐息を浴びて、もう一度身体を震わせた響は、自分の股間から体内いっぱいに立ち昇って来る、浮かぶような心地よさに、夢中になっているようにも見えた。
「自分で……いじったりは、しないのか……?」
 デリカシーのないことだと思いはしたが、確かめたかった。
「こ、ここは、いじったこと、ない……あっ、んあぅっ……!」
 響は、初めてとも言うべき、秘処からの刺激に朦朧としていたものか、いつものように隼人を糾弾することはなく、素直にその問いに答えていた。
(………)
 隼人は、湿った感触を愉しみつつ指を動かしながら、“ここはいじったことがない”という響の“答”に、ある事を思い至る。
「いつも、こっちで、してるからか?」
「えっ……あ、あっ、やっ、そ、そこ、はっ!!」
 溝をいじっていた隼人の指が、ふとその動きを止めると、太股の更に置くまで手首を沈め、指先に当たる部分を変えた。
 “溝”ではなく、“孔”を触っている感触が指に生まれると、隼人はそれを、ぐりぐりと回転させた。
「ひっ……!!」
 響の全身が、激しい反応を見せた。下着越しとはいえ、“肛門(ア*ス)”をはっきりと弄られて、よがってしまったのだ。
「ほらな。凄い反応だ」
 隼人は、中指で触れている響の“肛門(ア*ス)”を、指を中に突き立てるようなイメージで、弄繰り回した。


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