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ドミニク、それは……
【その他 官能小説】

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年齢当て-1

私のザーメンをすっかりぬぐい取るとしばらく私のペニスを指で触っていたが私の方に向かって言った。
「もしかすると徹さんは体が弱いのですか? それとも私が思っているよりも年上なんですか?」
私がすぐに復活する見込みがなさそうなので、そう聞いたのだろうと思った。
だから私は恐る恐る言った。
「君は僕が何才だと思ってますか? きっと僕は君が思っているよりもずっとお爺さんかもしれないよ」
雅美は目を開けて私の背後を見るような眼をした。例の遠い眼差しだ。
「最初歌声を聞いた時は……もしかして私くらいかなって。でも助けてもらったとき体が重なってみると……30才か35才くらいかなって……でもセックスしてみたらもしかして40代後半?」
私はそこでまた嘘をついた。
「そうなんです。実は僕は……」
私はそれから実年齢の一回り下を言った。ついでに干支も言った。すると雅美は見えない目を輝かして手を胸の前で組んだ。
「それ、私の父と同じです! だからなんとなく心が惹かれたのかな?」
「君はファザコンなんですか?」
「はい、父と同じくらいの男性に心惹かれます。同年代では駄目なんです」
「お父さんが好きだった訳?」
「はい」
 


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