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強気な彼女の本音は?
【学園物 官能小説】

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妙な転校生が来た?-5

 ただしそれは休み時間一緒になって猛と話をした親友の言葉であって、美咲はこの男に愛想よくされた覚えがないので無駄な情報だが。何故かは分からないけど、猛は美咲と話す時に限って口数が減る。それがどういう理由なのか、知りたくないと言えば嘘になるけど…いや、今は猛の懸念に答えるのが先だ。
 頭の中で遠巻きに猛を観察していた結果が数秒頭を巡った美咲は本題に戻るべく軽く咳払いをして歯切れ悪く言葉を選んだ。

「……まあ、クラスの男子が話したのは大方、間違ってはいない、けど…いや、でも少し大げさというか…」

「…盛った、の部分は否定しないんだな?」

「…悪いんだけど、自分の耳で確かめて」

 猛の言葉を否定せず、説明を諦め背を向け歩き出した美咲の言葉に猛は首を傾げた。普通、目で確かめてとは言うけど耳で確かめるとはどういうことなのか。仕方なく美咲のあとをついて歩きながら結局答えがまとまらなかった猛と先を歩く美咲は一つのドアの前に並んで立った。
 そのドアの上の横書きのプレートには、大きく[生徒会]と書かれている。
 そして美咲は手を上げドアをノック…するのではなく、明らかに嫌そうな顔をしながら指を指した。

「…耳で、確かめて」

 美咲の行動に、猛は見るも分かりやすく狼狽えた。
 体を美咲の方に向け、一歩後ずさり前髪で隠れていても分かるほど顔が引きつっている。それを見て、一体あのクラスの男子共は何を話したんだろうと呆れたくなる美咲だったが小さく溜息をつきながら姿勢を変えることはない。相変わらず、ドアを指さしたまま。

「…嘘だろ?」

「だから、確かめてってば」

「教えてくれないのか?」



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