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強気な彼女の本音は?
【学園物 官能小説】

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妙な転校生が来た?-1


 季節は、夏。
 段々日を追うごとに増す暑さに耐えながら学校に行くと転入生が紹介された。

[下鷺 猛]

 普通に読めば、しもさぎたける…だと思う。年中白衣を着る担任が黒板に格字を追いながらチラっと当の本人を見て窓際一番後ろの少女は少しだけ眉を顰めた。
 その転入生は男。女子は黒いセーラー服、男子は黒い学ランという制服の中で転入生は少しだけおかしかった。身長はクラスメイトの男子より少し高め、体格は筋肉質には見えいけどモヤシってわけでもない。ただ…髪色がやけに明るい茶色だった。しかも、前髪が異様に長い。さらさらと透き通りそうなほどに綺麗だと思えるその明るい茶色の髪は後ろ首にかかるくらいの長さだけど、前髪はその転入生の目の下までを覆い隠す程に長かった。
 はっきり言って、アンバランス。悪い意味で。
 素顔が見えないからはっきりは言えないけど…頬から顎のラインにかけてそう崩れた顔ではないような気がする。長い前髪のせいで見えないのであくまで、気がするだけだが。

「うし、じゃあ自己紹介をしろ」

 黒板に転入生の書き終わった担任が前へ、生徒の方へと向き直って転入生を言葉だけで促す。それを聞いた転入生も一歩前へと踏み出しあまりやる気のない声で自己紹介を始めた。

「あー…白鷺猛(しらさぎ たける)です。なんか変な時期に転校してきたけど、仲良くしてくれると嬉しいデス」

 転入生の自己紹介はそれだけだった。だからこそ、クラスの男女が小さくざわめきその正体を見極めようとさらに好奇の視線が集まっている。そんな中、担任は面倒そうに一喝し教室内を静めてから窓際の方に視線を向けて言葉を続けた。

「おい、上代。上代美咲(かみしろ みさき)」

「はい」


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