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幼馴染のお姉さん
【コメディ 官能小説】

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幼馴染のお姉さん-5

 断ることなんて出来なかった。俺をヘタレと呼ぶのなら好きにすればいい。だけどな、
こんな恐い春香さんを前にして強きに断ることなんて普通の人間には出来ないからな。
 春香さんを怒らせるくらいなら、男としてのプライドを捨てた方がマシだ。
 つい数分前まで、色々と言っていたけど、あんなもの全部撤回だよ! 俺は春香さんが
望むままに女物の下着を穿くんだよ!
「あ、そうだ! 和樹くんがパンツを穿くところ。そこも〜ちゃんと私に見せてね〜♪」
「な――っ!?」
「和樹くんなら、見せてくれるよね〜?」
「そ、それは……」
「見せてくれるよね?」
「イエス・サー!」
 あぁダメだ。この低いトーンと間延びしてない話方が恐すぎる。普段のあの喋り方に慣
れてしまっているせいか、この喋り方は本当に恐い。
 恐怖に屈してしまった俺は春香さんが目の前で見ているという状態で女物の下着を穿く
という恥辱を受けるはめになった。
「う、ぐぐ……行きます……」
「うん〜♪ 和樹くんのお着替えシーンを私に見せて〜」
 ハシャグ春香さんの前でスカートの中に手をかけ、今穿いているパンツを下ろす。
 そして、すぐさま春香さんに渡された女物の下着を穿く。この時間、僅か五秒くらいだろうか。
 そこまで長くは無い時間。しかし俺にとっては一時間くらいの長さに感じた。
「あん♪ 和樹くん、急いで穿きすぎよ〜」
「こんなのゆっくりとするものでもないでしょう」
 仮にゆっくりとするものだとしても、俺にそれをすることは出来ない。そこまでこの事
態に開き直っているわけじゃないから。
「ぶー、和樹くんは何も分かってないわね〜こういうのは観客を飽きさせないためにゆっ
くりと時間をかけて、焦らすようにするのがプロの仕事なのよ」
 いや、俺はプロじゃないんで。つーか、観客って見ているのは春香さんだけじゃないか。
「仕方ないわね〜だったら、他の楽しみ方をするしかないわね〜」
「他の楽しみ方……?」
 すでに嫌な予感しかしないけど、一応聞いてみる。
「そそ。例えば〜こんな風に――――」
「うおっ!?」
 春香さんが俺との間合いを一瞬で詰めたかと思うと、スカートを掴みぶわっと、上に捲った。
「ちょっ、なにをするんですか!?」
「うふふ〜スカート捲りなのよ〜」
「そんなことは分かってます! 俺が聞きたいのは何でスカート捲りをしたのかということで」
「ん〜ロマンだから? 和樹くんも男の子ならスカート捲りのロマンが分かるんじゃないかしら〜?」
「ぐ……っ」
 確かにスカート捲りは男のロマンであるのは間違いないけど、それを男相手にするのはちょっと……
 でも、されて初めて理解したけど、スカート捲りは恥ずかしすぎるな。もうこの年齢で
スカート捲りをする予定なんかないけど、仮にそんな可能性があるとすれば、俺は絶対に
踏みとどまろう。
「それにしても〜可愛いパンツね〜」
「春香さんが用意したんじゃないですか」
 春香さんが用意したのは、純白で真ん中に小さなリボンがあしらえてある、女の子が穿
けば可愛く見える下着そのものだった。
「女物のパンツを穿いた感想はどうかしら〜?」
「感想もなにも小さくて窮屈ですよ」
 色んなところに食い込んでくるし、恥ずかしいし、落ち着かないしでいいところなんて
一つもないよ。
「窮屈……? どれどれ〜」
 再びスカートを掴み、俺の下半身をまじまじと見つめてくる。
「…………くっ」
 ま、拙い……こんな格好をしているせいなのか、春香さんに見つめられているせいなのか、
原因は分からないが我が愚息が段々と元気に――
「おやおや〜これはこれは窮屈そうだにゃ〜♪」
「〜〜〜〜〜っ!」
 く、クソっ! 何でチンコが勃起してきているんだよ! 何もこのタイミングで勃起し
なくてもいいじゃないか! こんなの、こんなの――
「まるで〜変態さんみたいだにゃ〜♪」
「ぐぬぬ……」
 言い返したいけど、言い返せない。現実として勃起している以上、俺が何を言っても滑稽なだけだ。
「こんなにチンポを大きくさせて〜和樹くんは何を考えていたのかな〜?」
「……」
「あれかな〜? 女物のパンツを穿いて興奮しちゃったのかな〜? キツキツで刺激され
ちゃったのかな〜?」
「…………」
「何も言わないってことは肯定ってことでいいのかにゃ〜?」
 ああもう、死にたい。こんな情けない状態になって、本当に死んでしまいたい。
「お仕置きでこんなことさせてるのに〜興奮しちゃうなんて、これは更にお仕置きが必要だね〜」
「も、もう、勘弁して……」
「それはダメだにゃ〜ん♪」
 笑顔で全否定をする。はぁ、次は一体どんな辱めを受けるのだろうか。
「うふふ〜」
「はぅわっ!?」
 笑顔のままの春香さんが俺のチンコにパンツの上から触れる。
「すぐに大きくなっちゃうチンポにはお仕置きが必要だよね〜?」
 そう言って強く扱きあげる。
「はぅっ、うぁ……か」


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