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露出する女
【痴漢/痴女 官能小説】

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露出する女-2

しばらく物陰から見ていたその人影が消えると、次に3階の所に現れ柱の影からこちらを覗いている。
幸子はディルドから身体を引き抜くと、今入っていたものを舌で舐め回し口に含む。

3階から覗いている男にもそれが見えているはず、そして幸子が腰を揺らしていた原因もわかったはずだった。
ひとしきり舐ってから、またゆっくりと身体の中に埋め込んでいき、腰をゆっくりと振り出した。

貫いたまま身体を起こし、見も知らない男のために乳房を解放する。
腰が揺れる度に小ぶりな乳房も揺れて、それに見られる快感が覆い被さってくる。

「んっ…んっ…んっ…」
右手で口を押さえながら、身体の揺れ方が大きくなっていく。

眉間にしわを寄せ、ともすれば喘ぎ声をあげたい衝動を必死に押さえながら、最後の絶頂に向かって膣とアナルの収縮が一段と激しくなる。

「あっ!...あぁぁあぁああああっ…」
突然、前に向かった投げ出される様に、ベランダの手すりにしがみつくと、身体が激しく痙攣し、緊張を失くし広がった尿道から薄黄色の液体がほとばしり、幸子はそのまま崩れ落ちた。

小便の水たまりの中に尻を浸しながら、幸子はまだ身体を震わせていた。
身体の奥底の深い深い所から、何度も何度も絶頂が押し寄せてきて動けなかった。

(大丈夫なのか。。。)
ベランダの影に女が崩れ落ちてから、背中の一部だけが荒い息づかいで上下しているのが見えるだけだった。

5分くらいした時、女が這う様にして部屋の中へ入っていくのが見えた。
心配して見届けていた男はホッとした。

道路を挟んで遠目だが、白い背中と尻に続いて、女のアナルと女陰までが見えた。
やっと…みたいに部屋に入った女は、そのままフローリングの床に倒れ込むと、再び背中が波打ち弓ぞりに反ると、次の瞬間力を失くしたように膝を抱え小さく震えていた。

幸子は、こみ上げてくる絶頂を止める術を知らなかった。
もうイキたくないのに、子宮の奥深くから何度も何度も突き上げてきて、身体も意識もコントロールが利かなくなっていた。

そして、やっと部屋へ這い上がり、苦しい息づかいの中で身体を休めようとしたときに、最後の津波の様な大波が襲った。
背中が波打ち弓反り、快感が髪の毛の一本一本から足の小指の爪の先までを翻弄した。

やっと快感が引いていく中で、幸子は母親の胎内にいるように身体を丸めて一瞬気を失っていた。

(死んじゃうかと思った…………)
幸子は朦朧とした意識から少しづつ意思を回復させながら、マジでそう思った。

ずっとずっと前、露出を始めた頃に、一回だけこんな経験があったのを思い出した。
でもそれ以来、ここまで深いのはなくて、すっかりあの時の事を忘れていた。



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