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露出する女
【痴漢/痴女 官能小説】

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露出する女-4

幸子は左手に本を持ち替えた。
それから右手を太ももの所へ持って行くと、かゆい所をかくフリをした。

その手を段々と股の付け根の辺りへ近づけていく。
短パンの裾を手で左へ寄せるようにして、幸子は合わさった女陰の膣の所に人差し指を入れると、すぅーっとクリトリスの方へひと撫でした。

男の手の動きが止まっている。
人差し指の先が濡れて光っている。

亀裂に指を何度か往復させると、濡れそぼった指を引き抜いた。
その指を、口に含みきれいにするとほんのページをめくった。

男から見ると、幸子の女陰はまだ見えているのだろう。
男が手を止めて、じっくりと見ているのが気配でわかる。

しばらくして身体を起こすと、何も無かった様に灰皿をかたしたり、飲み終わった缶を台所へ持って行った。
台拭きを持って帰ってくると、片付けながら男と話したり、作業を見たりしていた。

「多分、これで大丈夫でしょう。とりあえず元に戻してスイッチ入れてみましょう」
男はそういうと部品を取っては室内機に戻し始めた。

「おっとぉ!」
踏み台代わりにしていた、椅子から男が危うく落ちそうになった。

「だいじょうぶですか?」
幸子が吹き出しながら言った。

「大丈夫っす」
男も照れてそう言った。

「体支えておきますよ」
幸子はそう言うと男のベルトの辺りを両手で支えた。

「あっ、すみません。いいすよ、後はこれをネジ止めすれば終わりですから」

「だって、またさっきみたいになったら」
幸子は笑いながら、男の腰を支えていた。

「じゃぁ、あの。そこにあるカバーを取ってもらえますか」
幸子が言われたとおりに取って、手渡した。

それからまた男を支えた。
今度は腰じゃなくて、左手が男の尻に、右手を男の下腹の辺りに置いた。

男は、幸子の手がそこにあるのを黙って受け入れていた。
幸子は右手を少しづつ下にずらしていった。

小指に男の感触が触れる。
それを手のひら全体で覆って、マッサージするみたいに円を描くように撫でさすってみる。

男はカバーをはめ終わった後も、じっと幸子のするがままになっている。
幸子の手がファスナーにかかり、ゆっくりと引き下げていく。



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