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高岡さん。
わたしは和成先生が大好きだった。でも、彼はわたしの恋人ではない。高岡祐介。その人がわたしの恋人だった。そしてこの人にも、息子と妻があった。
 祐介さんはわたしが高校時代通った塾の先生だった。和成先生と同じ大学の出身で、彼の先輩だ。
 半年前。祐介さんに連れられた学会で、和成先生に初めて会ったとき、きっと彼に一目惚れしてたんだと思う。会って以来、和成先生のことが頭から離れなくなっていた。うちの大学で臨時の講師をすると聞いて、奇跡だと思った。なんとか関係を深めようと思い立った。 


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