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生徒はお嬢様
【コメディ 官能小説】

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生徒はお嬢様!?-22

「ん……っ、んちゅ」
「んむ……ちゅっ、ちゅぱ」
 軽く啄ばむようなキス。ただただ触れるだけの優しいキス。
「もっと……もっとキスをしてください彼方さん」
 蕩けた瞳でキスを催促してくる撫子。その期待に応えるように再びキスをする。今度は
軽く触れるような優しいキスではなく、長く貪るかのようなキスを。
「んむ、んっ……んん、んっ、ちゅ、ちゅちゅ、ちゅっ……」
「は、んんっ、ん……ちゅっ」
 角度を変え、何度も撫子の唇を味わう。俺のチンコと指を咥えていたぷっくりと妖艶な
撫子の唇を……
「はぁ、ああ……んっ、ちゅっ……か、彼方さん、もっとください……」
 まだまだキスを求めてくる撫子。どうやら撫子はキスの魔力にとりつかれたようだ。
 俺だって撫子とキスをするのは吝かではないので、その想いに応える。
 しかし今度はただの長いキスではなく、もっとディープなキスを。
「んはっ、ぁ……んっ! んん、んはっ、あ……」
 舌を撫子の口内に滑り込ませる。滑り込ませた舌で撫子の口内を蹂躙するのもいいが、
まずは撫子の舌に自分の舌を絡ませる。
「んあっ、あ……っ、むっ、んんっ!」
 舌を絡めとリ、唾液を流し込む。その行為に初めは驚いていた撫子も時間が経つにつれ、
慣れてきたのか俺の口の中へと自身の唾液を流し込んできた。
「ちゅる、ちゅ、んっ」
 互いの唾液の交換しつつ、その唾液を飲み込む。他人の唾液なんて汚いモノだと思って
たんだがな、いざこうして交換し、飲み込んでみると不快感はない。
 むしろもっと、撫子の唾液が欲しいとさえ思ってしまう。撫子も俺と同じ気持ちのよう
で、俺の口に舌を入れてきて唾液を求めてくる。
「ふっ、んん……むぅ」
「はっ、あん、あっ……んぅ、んっ、んぁっ!」
 口元からだらしなく唾液が垂れているが、そんなことも気にせず俺達はキスを続ける。
「はぁ、ぁ……か、彼方さぁん……」
 ますます顔を蕩けさせキスを求めてくる撫子。このままずっとキスをし続けるのも悪く
はないのだが、どうせならもっと他のことを……
 あっ、そうだ。いいことを思いついた。キスをして撫子の意識を唇に集中させて、その
間に他の場所を弄ってみよう。
 そうと決まればまずは――
「んんっ! ん、ちゅ……っ」
 撫子の要望通り、キスをする。そしてキスをしながらも空いている手を使って撫子の豊
満な胸に手を伸ばす。
「ちゅっ、はん、ん……んんぅ!?」
 大きな胸を何の遠慮もなく鷲掴みにする。瞬間、撫子の身体がビクッと震えたが、口の
中に再び舌を滑り込ませることにより意識をキスに持っていかせる。
「はん、あっ……そ、そんなの……はっ! き、キスをしながら、胸を触るのは……そん
な二つのことを同時にっ! だ、ダメですわ……じゅ、順番を守っていただかない、と!
 む、胸を触るのはま、まだ……後なの、にぃ!」
 キスで溺れそうな意識をなんとか繋ぎとめ、俺に文句を言ってくる。だが、今更そんな
文句を聞いてやるつもりはない。俺は撫子の言葉を無視して、胸を揉み続ける。
 ただ揉むだけではなく、時に突くように撫でるように弾くようにと……


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