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気持ち良くしてあげる
【幼馴染 官能小説】

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公園で-3

公園で

その後暫く遊びに行く事はなかったが、ある夏の日の朝何年振りかで市営住宅の近くの小さな公園の前で夜勤明けの亮太は浩之君に出会った。亮太はその時既に中学を卒業し肉体労働で働いていたが、浩之君は大学に通っていた。

浩之君は夏休み中で散歩の帰りでもあったのか、綺麗なベージュの半袖ニットシャツから色白の柔らかそうな細い腕を出し、子供用の様な小さなデニムのショートパンツからすらりと伸びたひ弱そうなほっそりした足を出して歩いていた。

そこで暫くぶりに挨拶すると浩之君は一瞬思い出したくない昔の”嫌な奴に会った”様な顔をして、すこし目を逸らしながらいやいやながら黙って頷いた。

亮太は社会に出てきつい労働に耐える自分に対する自負の念と楽な学生の身分で優雅に生きている浩之君に対する羨望の混ざった鬱屈した感情から、浩之君を追い込む様な形で下から上目遣いで浩之君の目をじっと覗き込み、何か良からぬ事をしたくなって来た。

亮太は上目遣いで浩之君のおしゃれなVネックのニットシャツからのぞく鎖骨の浮き出た白くて滑らかな薄い胸元からほっそりと伸びた女の様な首筋から小さく尖った可愛らしいあごの方をなめる様に見つめていた。

丁度浩之君の後ろが倉庫の金網の塀だったので、体を近づけて後ろの金網に押し付ける様な感じでぐいぐい亮太の体を近づけて行くと、浩之君は何か怖そうな顔をして亮太を見下ろし、女性の様に顔を背けていた。

亮太は彼の肉体労働で鍛えた逞しいい太い腕を浩之君の痩せた小さな腰から細いウエスト、そして薄い胸にかけて押し付けるようにして撫ぜ回し、亮太のごつい手で彼のほっそり柔らかい腕を摩り、ちいさな手首を握り締めていた。

浩之君は怯えたような顔をして、怖くて逃げようにも逃げられないといった感じで、体が固まって小さな女の子みたいに顔を背けながら亮太を見下ろし唇を震えさせて怖さに耐えている様に見えた。

浩之君は顔を少し赤くして喘ぐような声でちょっと息をつき、恥ずかしいのか何も言えないで下を向いていた。

亮太はさらに体を押し付け押し殺したような低い声で「おい、体重何キロだよ?」と聴くと浩之君は知らないと云う様に顔を横に振り俯いて黙ったままだった。亮太がさらに「なあ、教えろよ」と云うと彼は泣きそうな顔になっていた。

そこで亮太が「50キロあるか?」と聞くと頬を赤くして、顔を細かく横に振り「無い」と言っている様だったので亮太が更に「40キロ位か?」と聞くと更に小さな聞えない様なかすれた声で、「いやっ」と言ったような気がした。

亮太が「そんなに軽いのかよ、なんでそんなに痩せてんだよ?」と言うと彼は何か怯えたような顔で唇を震わせ目を上に向け空を眺める様な感じで口を半開きにし、小さな淡い吐息を漏らしている様だった。


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