投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

たねびとの歌U
【ファンタジー 官能小説】

たねびとの歌Uの最初へ たねびとの歌U 16 たねびとの歌U 18 たねびとの歌Uの最後へ

女学生-3

わしは起き上がろうとするアーヤンの背中に手を廻して抱きしめた。
「頼む。起き上がらないでくれ。離れないでくれ」
「や……やめろ。離せ!」
「爺い! アーヤンを離せ」
そう言ってわしの頭を蹴飛ばしたのはヨッシーだった。
アーヤンは立ち上がるとわしの股間を掴んで言った。
「騙されてた。こいつが補助員だったんだ」


わしは3人の女学生に囲まれて、バツが悪そうに座っていた。
ロン毛のヨッシーが雪女のような冷たい形相でわしに言った。
「こうなったら、何がなんでも種付けをしてもらいます。
そしてこのことは口外しないで下さい。
ユータンもわたし達もまだ17才なんです。
ですから乙女心を傷つけないように種付けしてもらうには色々と条件を呑んでもらいます。
嫌がることは止めて下さい。SMとか変態プレーはもってのほかです。
優しくゆっくりしてあげて下さい。まだ他にもありますが、その都度言います」
わしは困ってしまった。恐らくうまく行かないだろう。
ユータンがすぐ逝ってしまうとすれば、種がでるまで何十回も逝かせることになる。
それは現実的に無理だと思う。だがこいつらにいくらそれを言っても納得しないだろう。
大体発射寸前はゆっくり優しくなんてしていられない。
女学生のセックスシュミレーションでは、あの最後のラスト・スパートはシナリオにないのだろう。
わしはこういうことは口で言っても駄目なので、兎に角実際にやってみせることにした。
「わかった。わしにできるかどうかわからんが、とにかくやってみよう。
だがうまく行かない場合もあるから、そのときは諦めてくれ」
わしは3人を奥の部屋に案内した。
敷布団だけ敷いて、ユータンと向かい合わせに座ると言った。
「まずそのセーラー服を脱いでくれ。
着たままだと汗や体液で汚れるし、皺になるから。もちろんわしも脱ぐ。
こんな爺さんで嫌かもしれんが、この子達の言うように嫌なことはしない積もりだ。
だが、あんまり色々禁止されると、精神的に萎んでしまって立たなくなることもある。
男の体も結構繊細なんだ」
わしはそばで見張っている2人に聞かせるようにそう言った。
するとユータンがもじもじしてなかなか脱ごうとしない。
「だって二人とも服を着てるから……私だけ脱ぐのは恥ずかしい」
すると他の2人はさっさと脱ぎ始めた。きちんと制服や下着を畳んで、脇に置くとアーヤンが言った。
「ほら、この通り私達は全部脱いだよ。あんたも爺さんも早く脱ぎな」
なんて友達思いの子たちなんだと思いながらわしも全部脱いだ。
一番遅かったのはユータンでブラジャーを途中まで外して乳首を隠してもじもじしている。
アーヤンがブラジャーを取り上げて言った。
「ユータン、3人で練習したときは脱いでたじゃない」
「だって、男の人の前で脱ぐのは初めてだから」
「私もだよ。それにこの爺さんも脱いでくれてるじゃないか」
アーヤンがユータンのパンティを脱がそうとするとユータンは抵抗する。
そこへヨッシーも加わって無理矢理パンティを脱がせた。
わしはチンポをだらんと下げたまま、それを見ていた。
これじゃあ絶対うまく行かないと思いながら。
ユータンは体を丸めて胸や陰部を隠したまま俯いている。
アーヤンがなんとか説得しようとしている。
「ユータン……種付けしてもらわなくて良いの? 
子供が出来たら3人で育てようって言ったじゃない。あれは嘘なの?」
「嘘じゃない。でも恥ずかしいし怖いし。麻酔なしで手術されるみたいで……」
わしは見かねて口を出した。
「ユータンさん、とりあえず、わしとハグしてみないかね。
とりあえずはそれだけで良い。
それもできないなら到底種付けは無理だから諦めてもらうしかない」
ユータンは顔を上げた。
「します。ハグすれば良いのですね」
そう言うとユータンは体を丸めながらわしの前に近づくとすばやく立て膝になって体を合わせて来た。
一瞬だがユータンの乳房や陰毛を見た気がした。
ユータンの体はひんやりとしていた。
わしは胸の前で折り曲げていた手をわしの背中に廻すように誘導して、わしもユータンの背中に手を廻してやんわりと抱いた。
わしは何も言わず黙ってじっとしていた。他の2人も黙って見守っていた。
2人とも立て膝で抱き合っていると、ユータンの胸や腹や腿が密着する。
そしてわしの口の辺りにユータンの頭のてっぺんが来る。
わしの首の根本から胸にかけてユータンの吐く息がかかる。
そしてわしの息はユータンの頭に……。わしの方が体温が高い。
わしの体温がユータンの体に伝わって行った。
そして温度差がだんだん感じなくなって行った。
お互いの心臓の音も感じられた。
わしが娘っ子を抱いて何もしないでじっとしているのは初めての経験かもしれん。
だが、わしは立たなかった。
他の2人が見守っているのは友情の為とはわかるが、やはり緊張するのだ。
「次は……」とユータンが小声で言った。
「次は……どうしたら良いですか」
「このまま横になろう」
わしはユータンを抱いたまま敷布団の上に体を横向きに横たわった。そして、2人に言った。
「すまないが、この上から毛布をかけてくれないか」
アーヤンが毛布をかけてくれた。そしてわしは言った。
「あんたたちも中に入らないか、毛布はまだあるから」
するとそれぞれ毛布を纏ってユータン側にヨッシー、わしの横にアーヤンが横たわった。
敷布団が狭いので少しはみ出ていたみたいだが……。
わしは小声でユータンに囁くように言った。
「太腿をお互いに挟みっこしてみよう」
でもどんなに小さい声でも他の二人には聞こえる。
それでも傍に友達がいて見守っているから心強いと思う。
わしは少し仰向けになって、右の太腿をユータンの股間に、ユータンの右太腿がわしの股間に当たるようにした。
 


たねびとの歌Uの最初へ たねびとの歌U 16 たねびとの歌U 18 たねびとの歌Uの最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前