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〈聖辱巡礼〉
【鬼畜 官能小説】

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〈聖辱巡礼・其の三〉-1

翌日の月曜日。

昨日に引き続き好天に恵まれ、澄み渡る青空は秋の薫りを徐々に纏い、いつも通りの雑踏に塗れた校舎を包む。

何も変わらないはずだった風景。

昨日、教師に荒れた私生活を曝け出した三人娘は、朝の始業のベルが鳴るのを下足置場で待っていた。


『アイツ、まだ来ないね』

『あれだけマワしてやったんだし、ビデオにも撮ったしさあ、来るワケ無いじゃん』

『フフ…アイツが学校辞めたら皆泣くのかな?』


非道なる仕打ちを幹恵に下した三人娘は、首を長くして“教師”の登校を待ち侘びていた。

衣更えにはまだ早く、長袖の白いYシャツに赤いリボンを着け、青と灰色のチェック柄の短いスカートを纏っている。
素行不良でさえなければ、なかなか魅力的な少女達だ。

と、薄笑いの三人娘の視界には、いつも通りの紺色のジャージを着た幹恵の姿が映った。

生徒達に明るく挨拶をし、全く変わらない姿で、茫然としたままの三人娘の前を通り過ぎた。


「……おはようございます」


視線を送る事なく、幹恵は吐き捨てるように挨拶をすると、スタスタと職員室へと消えた。
三人娘の笑顔はとうに消え、不機嫌で悔しそうな表情へと変わっていた。


『ちょっとぉ、なんで学校来れるワケ?』

『し、知らないわよ……』

『マジで頭悪いんじゃない?普通だったら……』


梨央も乃ノ花も美加子も、幹恵は学校には来ないと思っていた。
五人掛かりで乱暴して輪姦を繰り返し、その一部始終をカメラに収めたのだ。

まだそれ程時間も経過していないのに、幹恵のあの平然とした態度は……?
三人娘は、言いようの無い恐怖を感じていた。


『……まだ懲りてないだけよ。私達を怒らせたらどうなるか見せてやるから』


梨央は携帯電話を取り出し、何処かへと電話を掛けた……何事かを伝えた直後、始業のベルが鳴った……。




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