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〈聖辱巡礼〉
【鬼畜 官能小説】

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〈聖辱巡礼・其のニ〉-10

『やっぱ巨乳だと乳輪も大きめだな。形は良くねえよなぁ?』

『乳首の方が色が濃くて、その周りが薄くピンクになってるぞ?CDとか鳥の目ん玉みたいだ』

「ぐうぅッ…!!むぐぅ!!」

『お?おぉ?もっと勃っちゃうのかなあ〜?』


毎週のように琢也に吸われ続けた乳首は、その膨らみが赤く変色しており、乳輪の円の内側1センチ位まで赤く彩られていた。
更にはその周囲はピンク色に染まっており、お世辞にも綺麗とは言い難い。
そしてその大きめな乳輪にはブツブツとした突起物があり、乳首に負けじと勃起していた。

男の悪戯な指先が乳輪をなぞるたび、幹恵の呼吸は寸断されてビクンと跳ね、乳首は更なる肥大を見せた。


『アハハハ!コイツ泣いてやんの!!』

『先生のクセに泣くのかよ?情けねえなあ』

「〜〜ッ!!!」


未だ勝ち気な瞳は健在だが、その大きな目からは大粒の涙が溢れ、床を湿らせていった。

いくら罵られ弄ばれても、何も言い返す事も出来ず、何もやり返す事も出来ない……爆発した怒りの矛先は悪童共に向けられてはいても、涙に霞む眼光では無力極まりない……。


(このクソガキぃ!!この…クソガキがぁ!!!)


心の中だけに止まる罵声が虚しく、振り上げたい拳も蹴り上げたい脚も、手錠と枷に封じ込まれたまま。

あまりにも悔しくて、幹恵は涙を流しているのだ。
やられ放題の自分が情けなくて、涙を流しているのだ。
そして、少しずつ弱々しい姿になっていく幹恵に対して、男達も三人娘も、手を休めようとはしない。
初対面で見せた野蛮な振る舞いは、悪童共の脳裏に強烈に焼き付いている。
涙が涸れるまで姦し尽くし、柔順な牝になるまで許す訳にはいかない。






『あんまり焦らさないでパンティー取っちゃいなさいよ。どうせヤッちゃうんだからさ』

『そうよ。私達、ソイツがメチャクチャにされるのが見たいんだからね!』

「!!!!」


乃ノ花と梨央の台詞は、到底同性とは思えない冷酷なものだった。
レイプを囃し立て、幹恵の痴態を欲して無責任な台詞を吐き捨てる……女性の性器に対する強烈な羞恥心を知らないはずがない……いや、知っているからこそ、梨央達は言葉にしたのだ……幹恵を嬲り者にしたいが為に……。


『しょうがねえな。もうちょっと焦らしてやりたかったのによぉ』

『パンティーをベチャベチャに濡らしてやりたかったけど…ま、イイか』


初めて幹恵は男達に怯えた表情を見せ、縋るような視線を送った……遅かれ早かれこのままの状態でいれば、間違いなく性器は曝され、男達の慰み者にされるだろう……そんな分かりきった“現実”がいざ目の前に迫ると、幹恵は今更のように狼狽え、本心からの涙を流した。



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