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毛深い玩具
【フェチ/マニア 官能小説】

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毛深いパンツ-2

 「わん、わんわんわん、うぉおぉぉぉぉんん」
国道から別れた枝道からさらに外れた農道をぼーっとしながらとぼとぼ歩いていた沙土子は、ビックリして犬の吠える方向を見た。
「ご隠居さん!」
犬の散歩をしていた老人は、メガネを掛けたショートカットの少女に手を挙げて答え、Tシャツがピッチピチではち切れそうな胸とフレアスカートから太い脚を舐め見るように、「買い物か?」と話しかけた。
「塾の申し込みに行ってた」
ご隠居の連れていた犬に駆け寄ると、しゃがみ込んで顔を抱いてはぐはぐ。
「久しぶりだねぇ、ムサシ元気だったぁ?」
犬と戯れる沙土子のスカートはめくり上がり、陰毛が露わになっていたのをご隠居は気づいていたがそのことには触れなかった。
「なんか雨が降りそうなんで、早めに散歩に連れ出したよ」
空を覆う雲が灼熱の太陽を遮断して、昼間でも気温もそんなに上がらずにいた。
「そっかぁ、今日は将棋指しに来ないんですか?」
二人のの会話はお構いなしに、犬は臭いを嗅ぐように沙土子の股間に顔を埋める。
「きゃはは、ダメだよ、ムサシ」
犬の鼻先が股間に突っ込まれ、さっき自習室で脱いだパンツを掃き忘れたことに気づくがおかまいなし。
「久しぶりだから興奮しているんじゃろ、これこれ」
特には犬を制止するようなそぶりも見せずにそのまま放置。
「じいちゃん家におるよ」
犬はじゃれついて舌を出して、股間をペロペロなめる。

 どうでもいいしゃべりを続けながら、ご隠居の視線はずっと沙土子の丸出し陰部から離れない。
しゃがんで陰毛まみれのオマンコが丸見えになっているだけではなく、犬の舌で舐められているのを凝視されていると知りつつ笑顔で犬をなでている。
ぺちょぺちょ。
会話も途切れてそのまま、犬にマンコを舐めさせる女子中学生と、それを凝視している老人。
ぺろぺろぺろ。
「はぁはぁ、むっうんんんんん」
プップー
農道でうずくまって犬と戯れる女の子の後ろから、軽トラックがクラクションを鳴らした。
「ほれほれ危ないぞ」
ご隠居は犬の紐を引っ張り、沙土子の腕を握って立ち上がらせて道の脇に寄って車を通す。
狭い農道をゆるゆると二人の脇を軽トラックがすり抜け、吠える犬を後に走り去っていく。
その間、ご隠居は車に接触しないように沙土子を抱きかかえるようにして、何気なくプニプニのふくよかな身体を触りまくっていた。
「それじゃぁ」
何事もなかったかのようにもう一度犬とハグして、天然の笑顔で手を振ってご隠居と別れた。

 家に帰ると2階の自分の部屋に戻り、鞄を机の上に置くとベランダに出て大きく身を乗り出してかすかに見える県営団地の3階の窓を確認して見る。
あたりまえだが、真っ昼間なのでカーテンも閉まっていてハンカチも吊してない。
めずらしく隣の部屋の大きい兄ちゃんがベランダに顔を覗かせた。
「どうした?」
「あ、雨が降りそうだから」
「もうじき降り出すぞ」
沙土子は部屋に戻り鞄から封筒を取り出して机の引き出しの奥に仕舞い、さっき脱いだままだったパンツを履いた。



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