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犬猿の仲
【ファンタジー 官能小説】

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盟約-16

「あ……くはぁ……はぁ……はぁ……」

 結合部から溢れた白濁液が流れ出る……それでも痙攣が治まらず、ぐったりと薫子に身を預けた。

「はあんっアツったら」

 普段は見れない余裕無しの俺が嬉しいらしくて薫子が頭を撫でる。

 てめえ……後で覚えとけよ。

 とか、復讐を誓っていたのに……。

「んぐあっ!?」

 下半身を襲う快感に俺は思わず半身を起こして喘ぐ。
 緑子さんの指が俺の前立腺をググッと力いっぱい押したのだ。
 萎えかけていた肉棒がぐんと大きく硬く復活する。

「ひあぁっ」

 薫子に突っ込んだままだったので、薫子も不意打ちを食らってビクンと躰を反らした。

「ダメだぞ、次は私だ」

 緑子さんは女とは思えない力で俺を薫子から離し、仰向けに押し倒す。
 その間、器用にもケツの穴から指は抜けていない……どうなっんだまったく。

「はっうぅ勘弁して下さいよ……ぁうっ」

 声では抵抗しているが俺の分身はギンギンにいきり立って涎まで垂らしている。

 説得力ねえ。

「ふふ、私の愛し子を泣かした罰だ」

 緑子さんが穴から指を抜いて俺に股がった。
 肉棒を軽く握って位置を調整すると、ゆっくりと腰を落とす。

ズニュウッ

「ああぁんんっ」

「はっくっ」

 俺の胸に両手をついた緑子さんが大きく息を吐いて薄く微笑んだ。
 つうか、さすが神様のトップ大御神様だ……中がボコボコしてていわゆるカズノコ天井?ミミズ千匹?とにかく、超名器。

「さすが……妖怪猿だ……亀頭は大きいしエラが張ってて引くと抉られているみたいだ……あぁっ…太さ、硬さ、長さ……申し分ない……んうっ」

 はは、相手も分析してたか。
 こりゃもう、楽しむしかねえだろ?

 前後に腰を揺らしてクリトリスを俺に擦りつける緑子。
 俺はその腰を掴んで動きを助けてやりながら、下から突き上げた。

「ああっ!奥っ奥に当たってぇっ!良いっもっとっ」

「はっ…淫乱神が……もっと鳴けよっ」

「ひああっ!」

 あまりの激しい突き上げに緑子さんの躰が浮き、肉棒が一瞬抜けそうになるがそのまま落ちる。


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