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特にする事のない日曜の午後に
【その他 官能小説】

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9月1日の事-2

しかしテレビの電源は、切れなかった。
落としたとき壊れたのかもと思いチャンネルを変えてみる。
「ええっ!」
チャンネルは変ったが、映像はセックスの相手が変っただけで依然として私の映像だった。
私は、そこでようやくテレビ本体の電源を切ることを思いついた。
あわてて本体の電源に手をのばしスイッチを切る。
私のセックスシーンの映像が消えた。
ほっとした瞬間また別な映像が流れ出した。
全裸のままの私が犬のように首輪と鎖をつけられ、5人の男に前に立ってる。
「じゃあ、この女が妊娠したか調べるぞ!」
男の一人が、そう宣言すると私になんか棒のようなものを渡した。
「・・・まさか?そんな・・・」
あの棒は多分妊娠検査薬
テレビの中の私に嫌な予感を覚えた。
テレビの中の私は妊娠検査薬に向かってオシッコをかけはじめた5人の男達の前でだ。
私はテレビを消す方法を捜した。
コンセント、そうだ。コンセントを抜くんだ。
いち早く、コンセントを抜こうとコードを掴んで引っ張った。
ブンと勢いよくコンセントは抜けたがなぜかテレビは映ったままで聴きたくない言葉が流れた。
「おお、妊娠してる!これで誰かの負けは、決まった」
テレビを床に叩き落した。
ガンッと音を立てて落下したテレビからようやく映像と音声が途切れた。

「なんなのよ・・・」
突然、ドアがひらいて白衣を着た男達が入って来た。
「さて分娩室に入ってもらおう。DNA鑑定で誰の子供が判明する」
男達は私を犯した男達で今まで普通だったお腹が急に臨月のお腹のように膨らんでいた。
「嫌あああああああああああああああああああ」
絶叫とともに目覚めた。

・・・最悪。
とりあえずテレビに変な映像が映ってないのを確認してから、ほっとするのでした。


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