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失恋の夜に〜乱れた友情〜
【幼馴染 官能小説】

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失恋の夜〜乱れた友情〜-8

「じゃあ……愛美に、触っても、いいかな……」

「うん。あっちに行こう」

 愛美は優介の手を取ってベッドに誘う。そういえば、いままでの彼にはこうして自分から誘ったことなんて無かったな……ピンクのハート模様が散りばめられたシーツの上で、愛美は自らパジャマのボタンに指をかけ、ひとつひとつ外していった。優介が食い入るような目でそれをじっと見つめている。下着をつけていない胸が優介の目の前に晒される。

「あんまりじろじろ見ないでよ……」

 さすがにちょっと恥ずかしくなって電気を消そうとすると、優介がそれを止めた。さっきまでのどこか戸惑いを含んだ様子とは違う、強気な声で。

「なんでもしてくれるんだろ? 俺、愛美の裸が見たいよ。このまま、全部見せて」

 なんだか人が変わったように真面目な表情でそんなふうに言われると、言うことを聞かなきゃいけないような気持ちになった。

「……うん」

 パジャマと下着を脱いだ後、両手を後ろに組んだままベッドの脇に立つように言われた。どきどきする。あんまりスタイルに自信があるわけじゃないから、ため息をつきながら愛美の裸体を眺め続ける優介の視線に耐えられなくなってきた。

「あの……ねえ、もういい?」

 優介は愛美の質問には答えず、無言で手を伸ばしてきた。その指先は頬に触れ、首筋を辿って鎖骨のくぼみを撫で、やがて乳房の柔らかさを確かめるように軽く握った。その手のひらに膨らんだ乳首が当たる。それだけで体の奥の方がじんと熱くなった。

「あ……そこ、だめ……」

「そこって? このびんびんになってる乳首?」

 優介が強く乳首をつまむ。二本の指でくりくりと挟まれると、軽い痺れのような快感が全身に広がる。足の間が疼き始める。痛みを感じるほどの強さが、逆に快感を呼び覚ます。

「んっ……気持ち、いい……あぁっ……」

「彼にもこんなことされて気持ち良かったんだろ? なあ……舐められたりもした? こんなふうに」

 優介の舌先が尖りきった乳首をつんつんと突いた後、びちゃびちゃと音をたててそこをしゃぶる。ねっとりとした舌の感触がたまらない。執拗にそこばかり責められると、意識が飛んでしまいそうになる。

「あっ……だ、だめなの、ほんとに……そこは、も、もうやめてぇ……」

 優介が愛美の腕を強くつかんだ。いつもの優しい瞳の色が消え、どこか凶暴なまなざしが愛美を見下ろしている。そのままベッドに押さえつけられ、身動きができなくなる。

「だから、帰るって言ったのに。愛美のこんな格好見せられたら、もう我慢できない」

「ねえ、優介、こわいよ……エッチするのはいいけど、優しくして……」

「なんでもさせてくれるんだろ? 俺、いままで愛美のこと頭の中で数えきれないくらい犯してきたよ。いつもおまえが他の男の話するの、どんな気持ちで聞いてたと思う? 今日はもう許さない」

「ゆ、優介……」


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