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〈不治の病〉
【鬼畜 官能小説】

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〈不治の病・其の三〉-25

『ちょっと出すのが早かったかな?まだ糞が出てきてねえや』

『へへへぇ……これで出せねえな』

「や、やめ…ッ…!!やあぁぁぁ!!!」


後ろから絵莉に抱き着いたオヤジは、左手の人差し指を肛門に捩込み、阿鼻叫喚に咽び泣く肛門をグリグリと解すように捏ねた。
更に右手を腹部に廻し、ギュルギュルと悲鳴をあげている下腹部を揉み解しにかかる。
身体を支えている右足には排泄された生卵がつたい、焦げ茶色のニーソックスの上をドロドロと流れ落ち、その先で異臭を放つ黄色い海の拡大を助けていた。
そこには絵莉の体内に残留していた物体は無く、まだ浣腸の効果が不十分だと伝えていた。

一度は汚辱にまみれた肛門ではあったが、まだ完全に堕ちたわけではなく、必死に排泄に耐えていた。
その排泄を防ぐ手助けを気取る人差し指を、絵莉の肛門は縋るように締め上げ、痛いまでに握り締めていく。
その様は、絵莉の意思とは反する悶えであり、畜人に堕ちた男達を歓喜に導く媚態であった。


『こんなにケツ穴を動かす女も珍しいな。逃さず撮ってくれよ?』

「ぎぎ…い…ッ!!……お、圧さな……やめ……!!」

『愛撫されながら糞を我慢するのが気持ち良いみたいだな?コイツは根っからの変態だな』



排泄は非常にプライベートな行為であり、殆どの人にとっては羞恥・禁忌の対象である。
人間社会の中では、排泄のコントロールを行い、時を選んで個室にて用を済ます。
絵莉に限らず、皆がそうするはずだ。
この鬼畜な男達ですらそうだ。

しかし、男達は絵莉に“ソレ”を許さなかった。

強制的に排泄や失禁をさせ、禁忌を犯させる背徳感に快感を覚えている……浣腸行為そのものを、排泄行為そのものを記録し、他人の禁忌を売り物にしてしまう背徳的興奮……絵莉の哀れな瞳を見れば、精神が崩壊してしまったような悲鳴を聴けば、如何に非道な遊戯であるかは理解出来よう……。


「ぅ"あ"あ"ッ!!…や"あ"ぁ"ぁ"ぁ"!!!」

『腹の中に溜まってる糞を全部出すまで続けてやるからなぁ……イヒヒ!!』

『あ〜ぁ、こんなに目茶苦茶に虐められて……奥さんが可哀相になってきたよ』


視線は焦点が定まらぬようにフラフラと動き、豊齢線をクッキリと浮き出させて食いしばる口元は、どう見ても快楽に浸る顔ではない……廃退的な性遊戯の坩堝に肉体を漬け込まれ、人権も尊厳も踏みにじられて絶叫している哀れな弱者の姿だ……。


『ヒャハハハ!!糞の前に小便漏らしたか!!』

「嫌"あ"ぁ"ぁ"!!!」


肛門に栓をされたまま、絵莉の硬直した下腹部は膀胱までも恥辱の道連れにし、絞り出すように残留していた小便を噴き出させた。
どこまでもオヤジは絵莉を責め、女体を追い詰めて苦しめていく。
女性として振る舞ってきた全てを嘲笑うように……。




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