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堕天使の烙淫
【性転換/フタナリ 官能小説】

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第一話-5

春休みも終わりに差し掛かり、母達から女性らしい仕草や身の回りの物や必需品などを教わった

女性らしい仕草は、話し方や立ち振る舞いなどを、身の回りの物は化粧品や下着の選び方などを、必需品は生理用品や替えの下着などを

後は一人称のチェックをした

二人とも、僕と俺なのでどっちも私と言うように何時間も訓練をさせられた

その甲斐あってか何とか春休みの最終日に話し方や化粧の仕方なども含め、多少の不安はあるものの、とりあえずは一通り教わって明日からの学校生活に備えて今日は休むことにした

そして次の日、僕は母や真琴と一緒にこれから女の子としての生活が始まる、新しい学校へと向かった

それと父に渡したサンプルの結果が届いたのは登校初日の朝だった

母達は特に血液の異常な数値やホルモンバランスの低下とかは見られないと言って、僕達は内心ホッとした

母達は僕達と一緒に学校生活の話を聞いてから父達の所に戻ると言った

僕と真琴は理事長室に呼ばれ、学校生活での内容を説明してもらった

三年生と言う事でクラブの規制は無いものの、入るのであれば自由参加と言う形でOKをもらった

僕達は理事長との会話も済ませ、これから勉強する教室へと連れられた

担任は片岡百合子と言う若い女性教諭で、学校の教諭の殆どが若い女性教諭らしく、男性教諭は数人しかいないそうだ

学校の生徒自体も女子生徒の方が大半で、元は女子高で4〜5年前に共学になった事もあり、男子生徒は一年〜三年を併せても全体の一割ほどしかいないらしい

その理由からか、僕達のいく三年生のクラスには男子生徒は数人しかいない

僕と片岡先生が向かったのは三年二組で真琴は隣の一組だった、担任の片岡先生から挨拶を受け教室に入ると僕は少し緊張していた

挨拶も終わり僕は窓際の席に座るように言われた

僕が席に座ると隣に座っている女子生徒が挨拶してくれた

女子生徒は名前を中村恵美と言い、二組の委員長で生徒会役員をしていると言った

授業も始まり僕は教科書を出そうと思ったのだけど、まだ転校したてで全部の教科書が揃ってなかった

すると隣の中村恵美さんが

「橘さんが教科書をまだ持ってないそうなので私のを渡してもよろしいでしょうか」

と片岡先生に言ってくれた

片岡先生も

「それなら席を合わせて二人で見なさい」

と言って中村さんは

「わかりました」

と言い僕の机と合わせて教科書を見せてくれた


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