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共犯ゲームU
【SF 官能小説】

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電気アンマ-2

そのとき、突然アイが僕を襲った。僕の後ろに回り首を絞めたのだ。顎の下のところを強く押すようにして、背後から体を密着させて来た。僕は背中にアイの胸の膨らみがつぶれて押し付けられるのを感じながら気を失いそうになった。僕はタップをしてギブアップをした。もともと勝負はしていないのだけれど……。
 技をかけるのを止めてくれたと思ったら、アイは今度は僕の両足を持って電気あんまの体勢をとった。仰向けに寝転がった僕を見下ろすようにして右足を靴を履いたまま僕の股に当てたのだ。
「私のしてるところを見たからこんなになってるんだろう。少しこらしめてやる。」
「痛いよ。本当に誤解だから。それに、そんなことしたら、潰れちゃって結婚できなくなるから。お願いだからやめてくれよ。」
すると、アイは右の靴を脱いだ。そして靴下の足を僕の固くなったところにピタッと当てて、細かく振動させた。
「潰さないようにすれば良いんだろう。ほらほら」
「あっ、あっ」
僕はアイの足裏の振動で何かあそこがむずむずして、気持ちよくなりオシッコとは別のものが出た。僕はぐったりした。
「おい、大丈夫か?タカシ。なんか今痙攣したようだけれど、潰れたんじゃないよな」
「わかんない。でもツユが出てぺしゃんこになったから潰れたかも」
アイは動揺していたが、何か思いつめた顔をすると大きく頷いた。
「よし、タカシもやれ。私にやっていいよ。それで勘弁して。ちょっとやりすぎたみたいだから」
「そ…そんな。女の子にそんなことできないよ。」
ぼくがそう言って断ると、アイは仰向けに寝そべって両足を上げた。
「ほら掴んで。靴脱いで静かにやってよ。それでアイコにしよう」
「駄目だよ。そこが壊れたらアイちゃんも結婚できなくなるよ」
「じゃあ、壊さないようにやって。やらなきゃ私がやるよ!」
アイが強い調子で言ったので、僕は形だけでもやった真似をすることにした。
僕は恐る恐るアイの長い足を両手に持つと右足の靴を脱いで、アイの股のこんもりしたところに足の裏を当てた。丁度土踏まずのところになにか微かにクリクリしたものが当たっていた。よく3人組が『女の豆』とか言って笑っているところかもしれない。この豆を潰さないようにそっとやらなきゃいけないなと思った。僕はゆっくり足裏を押し付けて力を抜き、また押し付けて力を抜くのを繰り返した。
「もっと、細かく振動させなきゃ電気アンマになんないよ」
アイがなにか寝言のように小さく呟いた。僕は全身を震わせるようにして、その振動を足先に伝えるようにした。足だけではうまく振動できないからだ。でも、これはとても疲れる。アイの足を持っているのも結構重い。
「ねえ、アイちゃん。もう良いかい?」
「まだ……これだけじゃ申し訳ないから、もっと長く拷問して」
僕は変な拷問だなと思いながら、細かく振動を続けた。そのうちにコツを覚えて上半身の震えを効率よく足裏に伝えられるようになった。アイの鼻息が荒くなってきたので、声をかけた。
「アイちゃん、大丈夫?」
「大丈夫。タカシと同じくつぶれて痙攣するまでやっていいよ」
そう言っているうちに、アイちゃんのジャージの内側が湿ってきて、僕の足裏に濡れた感覚が伝わって来た。アイちゃんのも潰れたのかと思い、止めると、
「駄目……途中でやめないで」
そう言ったので、続けるとアイちゃんも低く唸って痙攣した。
しばらくぐったりしてたけれど、起き上がるとアイは僕を正面から抱きしめた。
「タカシ、これ二人だけの秘密だよ。裏切ったらどうなるか、わかるよね?」
「勿論だよ。僕絶対言わないよ。」
すると、アイは僕に唇を押し付けて来た。背の高いアイは僕の顔に上から被さるようにして、僕の唇を塞いだ。そして口を離すと言った。
「良い?これでタカシの口ふさいだからね」
そして、自分のジャージズボンの股の染みを見て、僕のズボンの前の染みも見た。
「お互い潰れたみたいだから、家に帰ってこっそり着替えなきゃね」
そういうと、身を翻して走って行った。僕も走って、家に急いだ。


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