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視感女教師〜ジョキョウシ ノ サガ〜
【教師 官能小説】

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先生の手、先生の口-4

 山中に限っては、特に勉強に関しては興味がなかった。
 (山中君が勉強で一番になっても、担任してる訳じゃないし私にメリットないもんね。でもテニスだけは頑張ってもらわなきゃね。)
結構ビジネスライク、割り切り上手だったりする。
 (この子、テニスの才能あるし、それに甘い餌を与えれば実力以上の力を出せるだけの能力ありそう。フフフ、テニスに集中させてあげるからね?)
どうしても胸元をチラチラ見ずにはいられない山中を見てそう思った冴香。もう全国大会は迫っている。時は来た。カリスマ女教師への試運転を山中で始める。
 部活が終わると、冴香は山中を呼び止める。
 「どうしたの?もう全国大会は目の前よ?もうコンディション上げていかないと、3年間がんばってきた努力が水の泡になっちゃうよ?」
 「そ、そうなんですけど…。」
 「どうやら悩みがありそうね…。山中君、着替えたら教官室に来なさい?悩みを聞いてあげるから。」
 「え?い、いいですよ…。大丈夫です!」
性の悩みなど先生に相談などできない。
 「ダメよ。私は後悔してもいいっていう気持ちを若いうちから持って欲しくないの。悩んでる生徒の悩みを解消するのは教師の役目。義務だと思ってる。だから必ず教官室に来るようにね?分かった?」
 「ハイ…。」
あまりに真剣な冴香に断れなかった。
 部室で着替えた山中は迷いながらも冴香のいる教官室に向かって、足取り重くも歩いて行った。


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