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あまこい
【学園物 官能小説】

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デート-1

 朝、ホームルームが終わる頃、堀田 正樹は登校する。いつものように担任に注意を受け、自分の机に行き、ふて寝をする、これが彼の学校生活だ。周りからはヤンキーと言われ、友達も真面目な奴はいない、田舎の学校にそういったヤンキーは何人か居るものだ、堀田もその何人かの不良であった。しかし、最近彼の生活環境が変わり始めた。彼女が出来たのだ。彼女の名は、三浦 佳奈、一年二組の極普通の女の子だ。二人の交際は一学期の終わりに始まった。堀田の一目惚れで佳奈に交際を迫り、二人は付き合い始めた。だが、今の堀田は苛立っていた。付き合って一ヶ月が経つのだが、キスも、手を繋いだこともない、佳奈が堀田を避けているように見えるのが、彼の苛立ちを倍増させた。

今日の放課後、堀田は佳奈にデートの約束を取り付けた。堀田はそこでキスまではしたいと、苛立ちの中密かに考えていた。

 昼休み、佳奈は亜美と昼食を取っていた。ジュンはいつものように格技館で朝食を取り、佳奈とジュンは以前と変わらないように見える。

「ね、佐々木とはどうなったのよ、仲直りしたの」

「う、うん、まーって、喧嘩していたわけじゃないから」

「そう、でも仲直りしたようには見えないけど」

佳奈は、ため息を吐きながら言った。

「私が悪いの、すねちゃって……」

「はぁ、そうね、あんたが悪い」

「うん」

と、そこへ、教室のドアの前で堀田が佳奈を呼ぶ声が聞えた。

「佳奈ちゃん?」

佳奈はその声でドアの方を向き、堀田を見るや、少し驚きながら、席を立ち、堀田にぎこちない笑みを見せた。

「ごめん、亜美ちゃん、ちょっと行ってくる」

「うん」

佳奈は教室を出、堀田と会話を始めた。時より見せる佳奈の笑みは、遠目から見る亜美には苦笑いのように見えた。

佳奈が堀田と会話を終え、亜美の所に戻ってきた。亜美は佳奈に鋭い目つきで言った。

「どうするの、佳奈」

「……今日、堀田君とデートなの、その時言うよ……」

佳奈はただただ、自分の軽率な行動に反省をした。



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