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ある警備員の独白
【フェチ/マニア 官能小説】

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―土曜日―-1

週末は買い出しを午前中に済ませる。
トレーナーにチノパンツ、スニーカーというカジュアルな出で立ちでハウザーと外に出る。
ハウザーは明らかに嬉しそうだ。今日から2日間、俺が一日家にいるのを解っているのだ。
俺を振り返り振り返り、俺の歩調を乱さぬように歩いているようだが、気持ちが浮き立つ所為か、いつもより速くなりがちになる。ひらひら舞う蝶や高く飛ぶ雲雀を観るのも楽しくて仕方が無いらしい。
ひと通り2日分の買い出しを終え、帰宅する。今日はハウザーを家に入れてやる。足の裏を雑巾で拭いてやるとくんくんと甘えた声で俺に鼻を擦りつけてくる。
冷蔵庫と冷凍庫に収納を済ませて、ハウザーを伴って2階に向かう。そこには週末だけ使うキングサイズのベッドをしつらえた20畳の寝室がある。
ベッドの中央に、木偶人形のように縛り付けられた裸の女がいる。
さやかだ。
さやかは俺に気づくと目を潤ませてもじもじ動いた。
『ただいま。いい子にしてたか?ん?』俺はベッドに乗り上がりさやかの前髪を撫で上げながら顔を近づけた。
今朝、出掛けに俺はさやかの両手首を両足首に縛っておいた。
そしてクリキャップでクリトリスを吸引させ、尿道口に直径7mmほどの透明なチューブを深く挿入し、前後の孔に極太のディルドを挿れ、股間に電マを据えて、その振動がそれぞれ全てに伝わるようテープで固定して出かけたのだ。
『う…おじさん…もう…だめ…出る…出ちゃう…』さやかは涙目で訴える。
俺は、尿道に通したチューブの先をフタ付きマグカップのストロー口に挿入してやる。
電マの尿道への振動は、尿意をこれでもかと言うほど刺激し続けている。
『出せばいい。カップに入るから心配すること無いぞ』にやにやしながら俺はさやかの下腹を強く押した。
『あっ…だめ!だめぇ…』尿道を締める筋肉がとうとう決壊し、さやかの黄色い尿が堰を切ったようにチューブを伝ってフタ付きマグカップにじょろじょろと間抜けな音を立てて入っていく。
『う…おじさんのいじわる…』
『ふん。俺が意地悪いのはお前、今に始まったことじゃないだろ』俺はマグカップからチューブを外し、さやかの口元に持っていく。
『ほら、飲め』さやかは目を見瞠くが、ほどなく諦めおずおずとマグカップに唇をつけ、自分の尿を飲んだ。
『ぶっ…ぐ…』さやかは目尻に涙を浮かべ、噎せながら全て飲み干した。
『どうだった?感じるところ全部刺激させられて、気持よかったろ』
さやかの尻の下には大きな染みが出来ていた。
『…潮吹くほど気持ちよかったか。ん?』俺はさやかの髪を梳いてやると、股間の器具を外した。縄も解くと、さやかは安堵のため息を吐きながら俺にしがみついてきた。俺はさやかの横に寝そべり膣に指を挿れて優しくかき混ぜてやる。
『おじさん…週末だけなんて寂しい』
『寂しいんじゃなくて欲求不満で耐えられない、の間違いだろ?』俺は上半身を起こしてさやかの股間に顔を寄せ、尿道口がどこまで拡がったかをチェックする。俺は、さやかの尿道口を拡張する為に金属製の尿道プラグを購入し、半年かけて徐々に拡げて来た。3mm幅から始め、今ようやっと7mm幅のプラグが呑み込めるようになっている。最初、さやかの尿道口はカメラでは目視できなかったが、今ならしっかり判るまでになった。最終的には10mm幅のローターが入るまでにしてやるつもりだ。
『…だいぶ拡がったな。それにもうここで感じるだろ?』
『うん…感じる…。さっきのバイブ、感じすぎて辛かった…』
『盛大に潮吹いたもんな』
俺は半勃起しているクリトリスを口に含み、舌を尖らせて左右に嬲ると、俺の頭に乗せたさやかの手に思わず力が入ってしまう。舌先を跳ね返すほど固く充血してさやかのクリトリスが完全勃起した。唇を引き絞って頭を前後させながらクリトリスを扱いてやると、『あっ…ああっ…んんっっ!』さやかは腰を跳ねさせながら気をやった。
胸を激しく上下させながら呼吸を整えると、ため息を吐きながら『やっぱり…さやが会社辞めれば良かった…』さやかは沈んだ声でそう言った。
上級職への辞令が下りた時、こいつは喜ぶどころか辞めたいと言った。上級職への昇格は、そのままS県への赴任を意味していたからだ。そうなれば都内の俺の家を出なければならない。自惚れでもなんでもなくこいつには仕事より出世より俺との生活の方が大事なのだ。
『辞めて前みたいに毎晩セックスしたいって?』俺はさやかの横でうつぶせになると意地悪く哂ってペットボトルの水を飲んだ。
『言い方が意地悪い。でも…、前ならおじさんが毎晩抱いてくれて…、一緒に寝れて…』
『こっちの仕事はハードそうだからなぁ。残業も多いしな。俺は今の生活を楽しんでるよ。会社勤めにはうんざりしてたからな。それに今の仕事は面白い。お前の視姦もできる』
『うん…それはさやも嬉しいんだけど…でも…』若いさやかには、精神的なエロティシズムの悦びなど、実際に抱かれる快感には遠く及ばないのだろう。
職場では真っ当な社会人を演じているが、俺と二人きりになるとさやかは子供に戻ってしまう。自分をさや、と呼ぶのがその証拠だ。
俺はさやかの愚痴を無言でやり過ごして仰向けになった。
『ほら。俺のを挿れろ。ハウザーも待ちかねてるんだ』


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