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ある警備員の独白
【フェチ/マニア 官能小説】

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―土曜日―-2

俺が埒も無い自分の愚痴に取り合わないのがわかって、うなだれながらさやかは俺に跨った。
さやかは両の指で肉びらを思い切り開くと俺の先端にあてがった。俺のは勃起すると一番太い亀頭のエラで直径6cm近くになり長さは20cmを超える。子供の頃から抱かれてきたさやかでもしっかり濡らしてゆっくり挿れないと未だに痛いようだ。
『俺に見えるように挿れろ』
俺に言われてさやかはしゃがんだ両膝を目いっぱい開いた。俺は後手に頭を乗せてさやかの小さな膣口が哀れなまでに引き伸ばされ、俺のものを呑んで行くさまを眺めながらその粘膜の柔らかな締め付けを楽しむ。半ほどでさやかの子宮口に到達すると、俺はさやかの腰を掴んで前後させて角度を調節し、子宮の裏に亀頭をねじこんだ。
『あ…っ…はぁ…っ…』俺のペニスを切なげにきゅっ、きゅっ、と締めながらさやかが喘ぐ。
さやかの膣が俺を根本まで呑み込むと後ろに控えるハウザーに目配せする。
『ハウザー、いいぞ。来い』ハウザーはベッドに乗り上がった。
爪を立てぬよう気を配りながらハウザーはさやかの背中に前足を乗せ、後孔に既に濡れた先端を擦りつける。
『ほら、さやか、挿れやすいように後を拡げてやれ』
さやかは体を前傾させて尻を持ち上げ、後孔を力いっぱい拡げた。
『う…っ…ああ…』さやかは極力尻の筋肉の力を抜いてハウザーを受け入れる。
ハウザーの硬いものが直腸を進んでいくごとに俺の裏筋が膣壁越しに刺激される。さやかのS字結腸まで達すると、ハウザーは猛然とピストン運動を始めた。
俺の亀頭から根元まで、ペニス全体がハウザーのごりごりしたもので擦られる。
『はぁっあああああ!ああっあっ…あっ…あっあああ!!!』
さやかは叫び声を上げて呆気なく逝ってしまい、接合部に勢いよく潮を吹いた。
それでもなお続く俺とハウザーの容赦無い突き上げにさやかは力なくがくがく前後に揺さぶられる。
俺もハウザーも散々さやかの中を味わった末に放精した。ハウザーが勢いよく腰を引き抜くと、長いペニスがしなって精液の残滓が弧を描いて宙に飛び散った。
さやかは後の楔から解き放たれて、俺のものを咥え込んだまま俺の胸に力なくしなだれ掛かった。
『ああ…凄い…いっぱい出したのにさやの中…おじさんのでいっぱい…』
息が整うのを見計らって、俺は腰を引きぬき、さやかを仰向けに寝かせてやる。
そのまま膝裏を担ぎ持って彼女の性器を天井に向けると、二人と一頭の体液にまみれた前後の孔を丹念に舐めてやる。絶頂後でまだ敏感なそこは俺の舌が往復するだけでひくんひくんと体を跳ねさせる。

それにしても―。
性器というは百人百様なものだが、さやかのそれは俺の姉でありさやかの母親そのものだ。
いや―。俺ら姉弟の母親のものとも瓜二つなのだから遺伝というものは実に恐ろしい。

―違うな…。恐ろしいのは厳密には、血だ。
そして俺のようにその生暖かい血の沼底に棲むことを心底喜び願う人間は他にはいないだろう。


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