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名門女子剣道部・愛花
【同性愛♀ 官能小説】

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淫虐の罠-1

1.
 その日、愛花はとても不安な気分で授業を終えた。
 今日はこれから剣道部の練習だ。橘主将の『お世話係』を任命されたので、着替えや練習の準備を手伝わなければならない。
 案の定、ゆうべはあまり眠れなかった。気が重い上に寝不足であくびが出る始末だった。
 玲が手ぐすねを引いて待っているとも知らず、愛花は息せききって3年生の教室に駆け込んできた。
 玲のまわりにはいつもの取り巻きがうろちょろしているが、まったく気にとめる様子はない。玲は愛花を見てにこやかな表情で立ち上がって出迎えた。

「主将、遅れて申し訳ありません!」
「いいのよ。さぁ一緒に更衣室に行きましょう」

 さりげなく愛花の肩に手を置いて、玲は優しく言った。

(なんか…すごく緊張する)

 背中に取り巻き連中の刺すような視線を感じる。
 宝塚の男役のように精悍な玲と並んで歩くと愛花の胸の動悸はいっそう激しくなった。

(船橋先輩は素敵だけど、主将はちょっと怖いよ…)

 何か失敗したりしないか、校舎から道場までの距離が異様に長く感じられた。

 道場の裏には合宿用の簡易宿泊施設があり、選抜メンバーには合鍵が渡されているためここのシャワー室や個室を自由に使えるのだ。美貴が人目に触れずに汚れたふんどしを着用し続けたり、玲が気に入った下級生を好きな時に味見したりできるのも、ここの鍵があるおかげだ。

「さあ、着替えるから脱がせてちょうだい」

 個室に入るなり、玲はこう言って愛花の前に立った。

「主将、失礼します」

 愛花はおずおずとブラウスのボタンを外し始める。胸元から女性特有の甘い匂いがひろがった。スポーツブラに包まれた胸の谷間に一瞬まぶしさを覚え、愛花はくらくらした。
 スカートを脱がせてみると、玲の下着も美貴と同じくふんどしだった。色は赤。美貴の締めているものより幅が細い。引き締まった褐色の身体に食い込む赤いふんどしは妖艶で、愛花はあまり直視しないようにしながら手を動かした。
 玲に稽古着を着せ、袴をはかせ終わると、愛花は自分の着替えを持って部屋から出て行こうとした。

「あなたもここで着替えなさい」

 一瞬びくっとした愛花は立ち止まった。少しでも玲と距離を置こうとしたのだが、そんなことが許されるはずもない。
 愛花はあきらめたように制服を脱ぎ始める。上着を脱ぎ、ブラウスを脱ぎ、靴下を脱いでゆく。玲は様子を遠慮せずにじろじろと見つめている。そのぎらついた目は獲物を見つめる獣、といってもよかった。

(どうしよう…。主将の前でパンツ脱ぐの恥ずかしい…)

 愛花はしばらく躊躇していたが、ついにパンツに手がかかり、ブラをつけただけの姿になってしまった。あの日、選抜メンバーの目を釘付けにした愛らしいパイパンマンコがあらわになった。
 つるつるとした乙女の丘の中央を走る清純無垢な亀裂。広げて中身を見てみたい。舐め回したい。そう思ってたまらなくなった玲はわざと音を立てて舌なめずりをした。
 愛花は急いで稽古着をはおると、ノーパンのまま袴をはこうとする。そこに玲が声をかけた。

「だめよ、笠倉さん。ちゃんとふんどしを締めなさい」
「でも…私、1人じゃ上手く締められないんです。いつも練習の後は汗だくになっちゃうし…」
「じゃあ、私のをあげるわ」

 玲はカバンから取り出した予備の赤いふんどしを持つと、さっと愛花の後ろに回り込んだ。そして必死に前を隠そうとする愛花の右手を押さえながら、耳元でそっと囁く。

「女の子なんだから、身だしなみには気を使いなさい。練習中に怪我でもして病院に運ばれたらどうするの? 袴を下ろされたら、みんなにオマンコ見られちゃうわよ!」

 玲の口から突然発せられた卑猥な言葉に反応してびくっとする愛花。
 しかしその隙に玲はさっとふんどしの一方を愛花の肩にかけると、残る一方をアソコに当て、股の間を通してしまう。

「じっとしてなさい。これは命令よ」

 玲は一転して厳しい声で言うと、ふんどしをキリキリとねじりながらてきぱきと締め上げてゆく。

「こんな毛の生えてないつるつるマンコじゃ、いやらしいところが丸見えになっちゃうでしょ! お医者さんや看護師さんに全部見られちゃうわよ! それでもいいの?」
「そ…そんな…っ!」

 お医者さんの前で両脚を広げられる姿を想像して愛花は思わず赤面した。

「あっ!! …とってもきついんです。す、少し緩めて下さい…っ」

 愛花が思わず声を上げると、耳元にふたたび優しい声が響く。

「ダメよ。このくらい締め上げないと気合が入らないわ」

 玲は愛花の股間を通す際に布を固くきつくねじり上げている。そのため細幅の赤ふんはどんどん食い込んでいき、縦褌が幼い割れ目にはまり込んでしまった。左右からぷにぷにした大陰唇が大きくはみ出している。
 これは明らかに締め過ぎだ。後ろもお尻の割れ目の奥まで完全に食い込んでおり、これでは肛門の粘膜までもこすれてしまう。玲は愛花をいじめて泣かせるためにやっているのだから当然だが…。
 こんな締め方では長時間の着用や激しい運動には耐えられるはずもない。玲が美貴と愛し合う時にSMプレイで使う締め方だった。

「はいっ、出来上がり!」

 すべすべのお尻をパン、とはたかれると愛花は「きゃっ!」と悲鳴を上げてへたり込んでしまった。
 アソコが痛い。じんじんする。ふんどしにいじめられているのだ。
 涙を浮かべて下を向く愛花を尻目に、玲はさっさと支度を整えて部屋を出て行く。ドアの前で振り向いてこう言った。

「さあ、これから練習よ。ついてきなさい」

 玲の笑顔は冷たくも美しかったが、愛花には涙で歪んで見えた。


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