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AYA
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僕と女子高生-3

ああっ。想像しただけで素敵…でも、その前に退学になるな。…残念だけど実行は断念…だな。
そんなことを妄想してるうちに本鈴が鳴り、現国の教師が、教室に来た。
教室は、さっきまでの喧騒がうそのように静寂が支配していた。
「起立」
委員長の凛とした声が、静まりかえった教室に響く。
委員長は、学年でも1,2位を争う優等生。気が強そうな生真面目なタイプ。
いつか、委員長とも仲良くなりたいな・・・性的に。
そんなことを考えながら、起立する。
「ひっ!…」
突然、僕の中のバイブが暴れだした。
僕は、起立動作の途中でお尻をくねらせてしまいお尻で椅子を倒してしまった。
ガッターン!静まりかえった教室に椅子の倒れる音が響いた。
全員の注目が僕に集まる。
暴れていたバイブの動きが止まった。
「ご…ごめんなさい!」
僕は、すぐに倒れた椅子を直す。
突然の音に驚いていたクラスメイト達は椅子が倒れただけと分かると安堵して僕に注目しなくなった。
しかし、その後も僕に注目してる子が一人だけいた。
里美がこっちを見てニヤニヤしながら周りに気づかれないように小さく手を振ってる。
「礼」
「着席」
全員が落ち着きを取り戻すと授業が開始された。
里美めっ!僕にはあれほど授業中スイッチを入れるなと言っておきながら……。
直ぐに止めちゃうなんて…ひどい。
これは、お返ししなければ。
現国の授業は生徒が朗読させられている。
今日の朗読は、里美の席の列だ。
里美の順番は次。
前席の生徒の朗読が終わると里美は立ち上がり続きのページの朗読を始める。
里美の声は可愛いな。
でもエッチの時の声は、もっと可愛いいんだよ。
里美のもっと可愛い声が聞きたい。
ポケットからリモコンを取り出しスイッチをいれる。
突然、朗読してる里美の声が、裏返る。
その裏返った声に教室のあちらこちらから、押し殺したクスクスという笑い声が聞こえてくる。
僕は、里美の朗読が、終わるまでスイッチを入れっぱなしにしてた。
それでも里美は他の誰にも気取られず平静を装い最後まで読み終えた。
里美が、朗読を終えたのでスイッチを切るととたんに僕のバイブが動き出した。
僕は、声を漏らさないように耐えようとしたら体がプルプルと震えた。
急に僕の後ろの席の子が肩をトントンと指先で叩いてきた。
「なに?」
ばれた?僕は恐る恐る振り返る。
「大丈夫?気持ちが悪いとか?身体が、震えてるよ。保健室行く?」
「ううん。平気。なんでもないから」
気持ちが悪いんじゃなくて気持ちが良すぎて震えてるとは、言えない。


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