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異形の妻乞い
【近親相姦 官能小説】

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第16章 -1

早希が再び寝室に戻ると、慧次郎は大きな体を丸めて寝台のへりに座っていた。その姿が余りに哀れで可愛らしく、思わず笑みがこぼれてしまう。
『慧ちゃん、ごめんね待たせて。もうだいじょうぶ』と慧次郎の頬を挟んで上向かせるとちゅ…と口づけた。
慧次郎の表情が安堵でみるみる柔らかくなっていく。その変化に早希は嬉しくなった。
慧次郎は立っている姉の股間に手をやり、尻たぶの狭間に指を這わせる。
『…あ…』思わず早希は腰を引いてしまう。動かないようその腰骨をもう片方の手で押さえ、慧次郎は湯の温かさで緩んだ後孔の入り口を優しく撫でさする。
『優しくするから…姉さん…俺を怖がらないで…お願い…』切ない表情で見上げられると早希はもう何も言えなくなってしまった。
弟は普通の人間ではなかったのか―早希はその事実に驚きはしたものの、20年以上慈しんで来た愛おしい弟への感情が揺らぐことはなかった。
慧次郎は早希を寝台に横たえ膝を立たせると、股間に顔を埋めて愛撫を始めた。
肉芽、尿道口、膣口を長い舌と唇で丹念に愛撫しながら、ローションをたっぷり手に取り、後孔に指を這わす。ゆっくり、マッサージするように繰り返し、緊張が緩んだのを確認すると中指を差し込んだ。
『あっ…』早希は思わず声が出てしまう。それを自ら両手で押さえて慧次郎のされるがままにする。
中指を早希の直腸に根元まで入れると、ゆっくり旋回させる。徐々にその円周を大きくしていき、更にローションを足す。そうしながら入れる指を二本から三本に増やし、完全にほぐすと、慧次郎は緊張の面持ちで
『…挿れるよ…姉さん…痛くないから…怖がらないで……力入れないでね』慧次郎はそう小さく囁くと、二本の性器の根元を右手で支え、左手で両方の性器を早希の前後の孔にあてがった。
少しずつ長大な二本が前後の孔に埋まっていき、膣と直腸を隔てる薄い粘膜を二本の硬い性器が擦っていく。
上の亀頭が子宮下部に埋まり込み、下の亀頭がS字結腸に到達すると、それだけで早希は軽く絶頂に達した。
『…ん…っは……ああ……!』
早希は慧次郎の下で白い肢体をのけぞらせる。
慧次郎はそのしなやかな動きを見下ろし、姉に口づけ、舌を挿れた。
早希の全てが慧次郎に埋め尽くされる。
ゆっくり、だが力強く慧次郎が腰を動かし始めた。直腸の柔突起と膣の肉襞を二本の硬い雄性器が容赦なく擦りこむ。慧次郎は、隆起した厚い胸板を絶妙な位置に固定し、すっかり敏感になった姉の乳房と乳首を上体で刺激する。
『…っ!……っ!!…っーーーっ!!!!』早希は今までとは比べものにならない強烈な疼きに喉が詰まって言葉も出ない。シーツを握ろうにも痺れて力が入らない。
早希は見開いた潤んだ瞳を弟に向けた。快楽に溢れたその瞳は慧次郎と同じ薄茶に輝き始め、瞳孔を浅葱色の光環が覆った。

慧次郎は、散々喘いで叫び声を上げ、気絶するように寝入ってしまった姉の髪の毛を掬って口づけた。
姉に受け入れてもらえたことに慧次郎は心底ホッとしていた。
もう少ししたら姉さんの子宮の中を舐めてみたい…。直腸も…。いずれ膀胱の中も味わってみたい。姉の全てを味わい尽くしたい。そんな事を考える。
ああ…そうだ。いずれは実の姉弟だと言うこと、村のことを姉に話さなければ…。慧次郎は愛しい姉を見つめながら自分達のこれからのことを考えた。




―5年後―。
ある晴れた海辺の庭で同じくらいの背格好の小さな男の子と女の子が楽しそうに元気に走り回っていた。そのはしゃぐ子供たちを、微笑みながらデッキチェアで見つめる睦まじい男女の姿があった。


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