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人妻事務員のカラダ
【若奥さん 官能小説】

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雅江の隣-2

 「あんまり女1人で残業するのはいけないですよ〜?何かあったら大変だし〜。」
 「あはっ、私みたいなオバサン、誰も襲わないって!」
 「え〜、広野さん、そんな感じじゃないっすよ〜。いい女っす。」
 「嘘ばっかり〜。ほら、みんな若い子がいいんだよ。フフっ。」
若い事務員と盛り上がる男性社員達。どちらかというと隅で健太郎と雅江が二人きりでゆっくり飲んでいるという感じだった。
 「俺、あんま騒がしいの苦手なんすよね〜。こうしてゆっくりしながら飲んで話すほうが好きなんすよ。」
 「私も。じゃあゆっくり飲もう?」
 「はい。」
いい雰囲気だ。普通の映画や音楽の会話で穏やかに盛り上がる。次第に雅江の口から愚痴が出てくる。
 「実際さぁ、仕事終わって、家帰って家事して、お風呂入ったらもう寝る時間だもん。音楽とか聞く暇ないのよね〜。自分の時間が全然ないし。」
 「主婦は大変っすよね〜。」
 「そうなのよぉ。一時間でもいいから、好きな事する時間欲しいな…。」
 「(その一時間でオナニーがしたいんだろ?雅江?)ですよね〜。その一時間だけでも気分転換出来ますもんね?」
 「ホントそうよ!」
健太郎に理解されて嬉しくなり、いつもよりもビールが進む。
 「なんか今日はビールが美味しいなぁ。」
ほんのり酔ってきた姿が色っぽい。
 (そろそろエロい話に持って行こうかな。)
タイミングを見計らう健太郎。
 「ホント、いい女っすよね〜?」
 「そんな事ないよ。30歳過ぎたあたりからそう言ってくれる人増えたけど、どうせなら若いうちにそう言われたかったなぁ。若い時なんて全然言われなかったし。」
 「そうですか?」
 「川田君だって全然興味なかったでしょ?」
 「いやいや…」
確かにそうだった。


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