雅江の隣-10
だいぶ酔ってきた様子の雅江。エロい話を本音で話す。
「せめて週一くらいはエッチしたいよね〜。今の状況って有り得ないよ〜。」
「広野さん、ぶっちゃけどんぐらいのペースでヤリたいんですか?」
「う〜ん、今だったら毎日でも!でも2〜3日あいた方が返って欲求が溜まっていいかも。」
「相当溜まってますね〜。」
「溜まってるわよ、そりゃ〜。」
きっと酔いが覚めたら恥ずかしくてしょうがないであろう会話だ。
「オナニーじゃ我慢できないって?」
「今は我慢してしてるけど、やっぱ我慢できないよね〜。ねぇ聞いてよ〜。そのくせ旦那は溜まると口でさせるのよ?自分だけ気持ちよくなってズルいし。」
「よくフェラさせられてるんですか?」
「うん。それにいつも飲まされるし。」
「広野さん、飲むの平気なんだ。」
「はじめはオエッてなったけど、もう慣れちゃった。平気よ。」
「へぇ〜。(ザーメン好きかよ!やっぱエロい女だな!)」
嬉しくなる。
「あ〜あ、いっぱいエッチしたいなぁ。」
「ははは。」
笑った健太郎。
雅江は人には言わないし、そういう態度も見せないが、内面は若い時からスケベだ。いわゆるムッツリすけべだ。しかしいつかイヤラシい話を堂々としてみたかったりしていた。雅江には弟がいるか、学生時代、弟のAVを部屋からこっそり持ち出し、良くダビングして密かに見ていたりした。顔からスケベさがにじみ出てるという事は、やはり実際スケベな証拠なのだ。
「いいねぇ、広野さん!」
「そうかな!」
満面の笑みを浮かべた。