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人妻事務員のカラダ
【若奥さん 官能小説】

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雅江の隣-11

 (そろそろ誘うかな…。)
あまり長引かせても仕方がないし、もう雅江の体が欲しくてたまらなくなっていた。
 「広野さん、この後どうする?」
 「えっ…?この後って…?」
ドキッとする雅江。それがどういう意味かは理解できた。
 「俺の言いたい事、わかってるんでしょ?」
 「え…あ…、ダメよ…不倫は…。」
 「何でダメなんですか?」
 「だ、だって…」
ソワソワする雅江。
 「俺、抱きたいんです、広野さんを…。」
 「で、でも…ダメよ、やっぱり…」
抱きたいと言われて更にドキドキする。
 「人を愛する形って色々あると思うんですよね。不倫だってそこには愛があるから不倫する人達がたくさんいるんじゃないですか?不倫じゃなきゃできない愛だってあるんだと思います。」
 「不倫じゃなきゃできない愛…?」
 「はい。満たされてない事を満たしてくれるのが不倫なんじゃないですかね?俺は広野さんを満たしてあげたい。」
 「え…?」
 「好きになっちゃったんです。広野さんを…。」
そっと肩を抱く。
 「あっ…」
ドキッとした。でもそれは何かを期待する胸の高鳴りだった事には気づいていた雅江。健太郎は雅江の耳元で囁く。
 「セックスしましゅうよ…広野さん…。」
体から力が抜けそうだった。
 「ど、どうしよう…私…。」
自分の心が激しく揺れ動くのが分かる。
 「きっと満たしてあげますから…」
耳元で囁き続ける。


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