第9章-1
ステージに設えられた横向けのパイプベッドに沙良が腰掛けると打ち合わせ通り後ろ手に手をついて上体を後ろに傾ける。結城が沙良の両脚をベッドにM字に乗せた。ベッドの両端から通された紐で沙良の両足首が縛られ、両膝裏に通した紐は沙良の項を通って固定され、沙良の局部は大きく開かれた。カメラが局部をフォーカスし、それをプロジェクターがステージ上の巨大スクリーンに大映しにする。
無毛の性器。上に肉芽を覆うつんと尖った包皮、膣口上部の尿道口すら克明に見える。
小陰唇は小振りで左右対称、色素沈着も殆どなく、何から何まで美しい。
『今回もイベントご参加が初めての方がいらっしゃいますので、まずは手始めにSARA嬢の名器を皆さまにとくと見ていただきましょう。』
結城はそう言うと、アクリル製の透明なクスコにローションをまとわせ、沙良の膣に挿入した。そしてぐっと押し広げて固定する。プロジェクターが子宮口まで明るく見せる。
見ず知らずの男女に自分の最も恥ずかしい所を見せさせられる事に沙良は堪らない快楽と安堵を覚えてしまうようになっていた。もっと自分を辱めて欲しい、もっと…。
結城は更に沙良の後孔にローションでしとらせたディルドを挿入してそれをぐりぐりと動かすと、ディルドに押された膣の底辺部が動きに合わせて上下する。
『さぁご覧下さい。SARA嬢の膣内部を。細かい突起が無数にあるのがお分かりになりますでしょうか。数の子天井どころか、膣内部全てが突起物で覆われているのです!しかも見て頂いて判りますとおり、入り口だけでなく全てが狭くて締まりも良い。彼女にかかってはどんな遅漏の殿方も一たまりもないでしょう!』
そう言いながら小さなプラスティックキャップを沙良の肉芽にあてると、モーターを作動させて吸引した。肉芽がみるみる強制勃起させられる。透明なキャップを通して肉芽が痛々しいほど吸い上げられて膨らんでいるのが画面に映る。
沙良は思わず『んんっ』と体をしならせた。結城がロータースイッチをオンにすると肉芽を吸い込んだキャップが激しく振動を始めた。
『あっ!ああああああ!!!!』膣内が奥までしっかりカメラに納まるよう結城は仰け反りそうになる沙良の腰骨を押さえつける。沙良があっけなく絶頂に達してしまうとその膣内はぎゅっ、ぎゅっ、と痙攣し、最奥の子宮口もまるで喘いでいるフジツボのように前後し、その口から透明な分泌液が溢れている。その様がスクリーンに克明に映し出された。
あああ。見られてる。もっと、もっと見て欲しい。こんな恥ずかしい自分を。
仮面を着けてはいてもその美しさの如実に判る女の顔とその子宮口、そして絶頂を迎えるありさまを見せつけられては男も女も堪らない。会場のざわめきは一層大きなものとなっていた。見渡す限り、会員男性の多く、恐らく殆どが勃起している。
『さて、本日はSARA嬢に我々のアイドルとしての当会隷属の印をつけたいと思います!さぁ何だと思いますでしょうか』結城は思わせぶりにそう言うと自信たっぷりに会員を見渡した。『今回のメインイベントは、性器ピアスです!彼女を犯す貴男方にも強い快感を提供できるデザインと位置に、ピアッシングしたいと思います。素材は全てプラチナ製ですので決して腐触致しません。SARA嬢にも、彼女を犯す貴男方にも悪影響は一切ございません』
そう結城は高らかに宣言すると、沙良をベッドに縛り付け、ラテックス手袋を装着し、アルコールで沙良の性器全体を拭った。膣粘膜がひんやりし、少し沁みる。
『まずはこちら、クリトリス』そう言って結城は半勃起している沙良の肉芽に被さっている包皮を完全に剥いてしまうと、包皮を肉芽の根元の位置で押さえつけるように細いリング状を据えた。ぷっくりと丸く光った肉芽がプラチナのリングに縁取られる。その肉芽の根本を横に向って細い棒状のバーを通すと、リングと包皮は完全に固定され肉芽はいつでも表に出たままとなる。
『では、今からピアッシング致します!』そう言うと、口の片方を引き上げたような冷たい薄笑いを浮かべながら、結城は躊躇なく肉芽の根本を横に貫いた。
『あああああああ!!!!んんんんんーーーー!!!』衝撃的な鋭い痛みに沙良の体は大きく仰け反った。結城はそんな反応など意にも介さず淡々と血を拭うと、『これで貴男方に犯されている間中、SARA嬢のクリトリスは皆さんの腹に擦られ、彼女は一層感度よく身悶えることになります。…さて、次は膣口部です』と言うと、居並ぶ会員に3つのピアスを披露する。それは、細いバーの先に直径5mmボールがついている。『こちらを、蟻のと渡り側の膣の入り口に配しますと、貴男方がSARA嬢を正常位で犯すとき、このボールが貴男の裏筋を強く刺激いたします。』そう言うと、沙良がどれほど痛みで身悶えようと構わず三つのピアスを次々に膣口下部に施した。
ボールが膣の入り口を半円状に並んで固定されたのが画面に映った。うっすら血が滲んでいる。
『はぁっ…うう…んっふ…』施術が終わると沙良は緊張から開放され、安堵の吐息を吐いた。だが結城の施術の手際が良かったのか、出血も短時間に収まり、痛みもしばらくして感じなくなった。
『さぁ!更に具合の良くなったSARA嬢をどうぞ存分に犯してください。どうぞ!』そう結城が叫ぶと、SもMもない、会員男性は全員ガマンがならないと言うように我勝ちにステージに駆け寄った。沙良はそこに来ていた男性会員全員に犯された。