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留守番の夜
【兄妹相姦 官能小説】

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三時の夕立『雲:渇れない涙』-5

「…降ってきた?」

「うん、もうどしゃ降り。
…出て来て大丈夫?」

「…ん、足くじいたかもって言ってきた」

にっ、とサクはイタズラな顔で笑う。
きゅっと胸が締め付けられて、誤魔化しにサクの胸板にツッコミをいれようとしたら…

「おっと、お前の行動は分かってんの!
反射神経イイだろ、俺」

手首をつかまれてしまって、よけいに心臓が跳ねる。
絶対、顔が赤くなってきてるよ、今!

「…な、なによ?」

「なんだと思う?」

「…サク、まさか、…っん!」

…キス。
こんなところで…!
やっ、舌が入って来て…足が震えちゃう!
必死にサクのTシャツにしがみついて、食べられちゃいそうなキスに応える。
あたしだって…サクのこと食べちゃいたいんだから!

「…んっふ、んぅ…
ぁむ……んむぅっ!」

必死で舌を絡めていたら、サクの手のひらが、ハーフパンツのウエストのゴムをものともせずに侵入してきて、お尻をつかまれた。
もみゅもみゅ、力強く揉まれて、前にまで…アソコにまで、刺激が伝わってくる。
前のヒダがお尻に引っ張られてよじれた時、すでに濡れてしまっていることに気付いた。
あたし、敏感すぎだ…。

「…なぁ、今度、テニスのスコートでヤろうぜ」

「…っ、変態!」

「俺も、バスケ部のユニフォーム着てやるよ」

…っ!
あのベスト状のペラペラの生地のアレですか!
ちょっと…イイかも。

「…いつ」

「そうだなぁ、すぐ合宿になるし、
…あ、帰って来たら補習なんだよな、俺…」

「…は!?」

初耳だった。
サクが、補習?
ウソでしょ、サクがそこまで成績悪いことなんて今まで無かったのに!
どういうこと!?

「なに、お前は違ぇの?
てっきりアニキと俺の相手とで、成績ガタ落ちかと…」

…―しーん

気まずい…。
二人とも何も言えなくて、押し黙ってしまった…


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