麻理-8
「どうだ……オモチャで弄られるのなんか初めてだろ?」
男が道具を回転させるようにぐりぐりと動かすと、麻理の腰がそれにつられるようにヒクリヒクリと動き始める。
まるで自分から快感を追い求めるようないらやしい腰つき。
女神のように清らかだった麻理が、俺の目の前で母と同じケダモノに変化していくのがはっきりとわかった。
「……いや……いや……」
うわごとのように繰り返すその声には、もはや本気の抵抗は感じられなかった。
「見ろよ。もう濡れてきたぜ」
スキンヘッドが下着の脇から指を入れて麻理の股間をぐりぐりとこね回した。
「……ああっ…あん……」
麻理はまるでそうされることを待っていたかのような切ない声をもらす。
「すげぇな。感度よすぎんじゃねぇ?」
金髪がパンティのクロッチ部分を脇にずらすと、ぬらりと輝く麻理の秘部があらわになった。
初めてみる――しかも憧れていた女の性器に俺の目は吸い寄せられた。
縦にぱっくりと入った亀裂。
それを縁取る褐色の花びら。
その上端に真珠のように輝く小さなペニスのような突起……。
亀裂から溢れた透明の粘液が、尻のほうまでべっとりと流れ出して床にまでしたたり落ちている。
『麻理姉ちゃんの股はあんな風になっているのか……』
あの濡れた割れ目に男のモノが入るのだろうか………俺は以前覗き見た母と見知らぬ男とのセックスを思い出していた。
「へへへ……おとなしそうな顔して…スキモンだなぁ……」
男たちの指が争うように麻理の割れ目の中へと侵入する。
じゅぷじゅぷという卑猥な音が社の中に響き渡った。
「………あっ…ああぁっ……」
麻理の中を掻き混ぜる三本の指。
唇と両の乳房を吸われながら、狂ったように男たちの愛撫を受け入れる麻理の姿に、俺は激しい嫌悪感を感じていた。
「……ああっ……ダメぇっ……あっ……あああっ!」
「なんだ?……お前処女じゃねえのかよ?……付き合わなくて正解だったぜ」
スキンヘッドが吐き捨てるように言って、麻理の割れ目の上あたりにある小さなペニスのような突起を指で捻りあげた。
「……あっ……あぁん……」
いつもの理知的な表情から想像もつかないようないやらしい声で鳴く麻理。
「オラ!淫乱らしくイってみせろよ!」
三人の指の動きが急激に激しくなり、麻理の身体が小刻みに揺さぶられ始めた。